自動車レースの最高峰・F1で、2017年に商業権を得たリバティメディア(米国)は1月31日、18年シーズンからF1カーの横でネームボードやレーサーナンバーの入ったボードなどを掲げる「グリッドガール」を廃止すると発表し、世界的に波紋を広げている。「現代の社会的規範にそぐわない」というのが理由だ。フェミニスト団体が数年前から廃止を訴えてきた。ところが、当事者のグリッドガールは「多くの女性から仕事を奪っている」などと反発。好きな仕事を続ける権利のために断固闘うとSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)への書き込みもあった。 米USA TODAY紙、英インディペンデント紙など欧米のメディアがF1の「グリッドガール」の廃止をこぞって報じた。興行主のリバティメディアは、露出度の高い女性がレース前にスタート地点付近を歩き回る習慣が「現代社会の規範と全く矛盾していると感じる」と運営責任者として説明
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