コロナワクチンの治験は、被験者のうち、半分がワクチンを接種し、半分はプラセボ(偽薬)を接種するという方法で行われる。従って、現時点でバロス氏がワクチンかプラセボどちらを接種されたのかはわからない。しかし彼は「私はワクチンを打たれた方だろう」と語る。 そんなバロス氏にコロナワクチンに関する「疑問」をぶつけた。 ◆◆◆ 治験者の半数にワクチン ——ファイザーの治験には、約4万4000人が参加しているが、このうちの何人がワクチンを受けているのか? 「半分です。半数がワクチンで、半数がプラセボ(偽薬)です。それがこの研究の文書に書かれています。8月6日までに350人を対象に行われたのが、ステージ1。10月5日までに3万6576人を対象に行われたのが、ステージ2、3だと書かれています」 ——ファイザーは2回の注射による治験を行うと聞いている。1回目がワクチンで、2回目が偽薬ということはあるのか? 「