持ち帰りずし大手、小僧寿しの業績不振が続いている。2012年12月期は売上高202億円(前期比1.0%減)、営業損益も上場以来最悪となる6.4億円の赤字(前期は1.4億円の赤字)を計上、3期連続の営業赤字に沈んだ。 昨年2月に、当時の親会社だったすかいらーくから小僧寿しを買い取り、社長に就任した木村育生氏(下写真)は「1年で立て直すのは容易ではなかった。深く反省している」と決算説明会の場でコメントした。 当初は「売り上げを伸ばせば、利益は黒字化するので、リストラや店舗閉鎖の必要がない」としていた木村社長。しかし1年が過ぎてみれば上場以来、過去最悪の営業損失を計上し、従業員の希望退職や大規模な店舗閉鎖などの施策を迫られた。東洋経済の取材に対し、木村社長は「私がいちばん損な役割だ」と漏らしている。 過去最悪の営業赤字で大規模リストラに踏み切る 営業赤字が過去最悪を記録したのは、木村社長が就任以
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