ブックマーク / aiben.hatenablog.com (2)

  • 原因論と責任論の区別 - 法廷日記

    原因があるということと、責任があるということは似て非なるものである。 原因とは、ある結果を引き起こすもとになるもので、責任とは、引き起こされた結果に対して負うべき責めである。 原因があることと責任があることは、重なりあうことが多いため、しばしば両者は混同して論じられる。 しかし、原因はあるが、責任はないという状況も数多くある。 例えば、太っている体型を理由にいじめられている子がいたとした場合、いじめの原因はその子が太っていることであるが、その子にいじめの責任があるわけではない。太っていることを理由にいじめていいことにはならないからだ。もっとも、その子が太っていることがいじめのきっかけであるなら、その子に原因はある(いうまでもないが原因は一つではない。)。 このように原因が認められる範囲は、責任が認められる範囲よりもはるかに広い。極端なことをいえば、存在そのものが原因ともいえてしまう。 この

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    fugufugu
    fugufugu 2015/11/23
  • サンクコストの呪縛から抜け出すマインド - 法廷日記

    ビジネス書をよく読む人ならサンクコストという言葉を聞いたことがあるだろう。サンクコストは日語では埋没費用と呼ばれる。簡単にいうと既に支払ってしまって回収ができない費用のことだ。 サンクコストはよく映画を例に説明される。 例えば、2000円の2時間映画のチケットを購入して30分ほど映画を視た場合、2000円と30分がサンクコストになる。もしこの映画がめちゃくちゃつまらなかった場合、選択肢としては、映画を視続けるというものと映画館を出て残りの1時間30分を別のことに使うというものが考えられる。 合理的な思考としては、つまらない映画を視続けるよりも残りの1時間30分をもっと有意義なことに使うべきだろう。しかし、人の心理はそう簡単に割り切れるものではない。既に2000円と30分を投資してしまったものを損切りすることができる人は少ないだろう。もしかしたら、残り時間は面白くなるかもしれないなどと淡い

    サンクコストの呪縛から抜け出すマインド - 法廷日記
    fugufugu
    fugufugu 2014/08/13
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