pha(ファ)さんとクマムシにはすごくいろんな共通点があるんです―ー京大卒で日本一有名なニートとして知られ、先ごろ『持たない幸福論――働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない』(幻冬舎)を刊行したphaさんをそう評するのは、この世で最強の生物といわれるクマムシの研究者で、『クマムシ研究日誌――地上最強生物に恋して』(東海大学出版部)を刊行した堀川大樹さん。 ともに1978年生まれで、既成の価値観にとらわれない新しいライフスタイルの開拓者であるお二人が、これからの時代を楽しくのびやかに生きる”クマムシ的生存戦略”について語り合いました。最終回は、「ニートは社会のフリーライダーか?」問題に斬り込みます。 (構成 小沼朝生) ◆ニッチなクマムシ研究 pha 前回はいかにクマムシがニッチかということで。 堀川 そうなんです。だから僕も見習って、ニッチな分野を研究してるんですよ。僕がクマムシ
![「ずっと寝てたい」と言ってもいい社会|「日本一有名なニート」と「クマムシ博士」の、ニッチ的生き方のすすめ|pha/堀川大樹](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f4b677b37f3341fae42906cf3caef052d4903e65/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.gentosha.jp%2Ffiles%2Fuploads%2Fseries%2F1581990021_rectangle_icon.jpg)