新田原基地付近の空中写真。(1974年撮影の4枚を合成作成) 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成 新田原基地(にゅうたばるきち、Nyutabaru Airbase)は、宮崎県児湯郡新富町大字新田19581に所在する航空自衛隊の基地。第5航空団等が配備されている。基地司令は第5航空団司令が兼務。 また、国内最強の技量を持つパイロットらで編成された飛行教導群のかつての本拠地であったことでも知られる。基地面積は9,135平方キロメートル。日米共同訓練のために滑走路の改修や隊舎などの整備が行われている[1]ほか、米軍普天間飛行場の「有事展開拠点機能」の移設先の一つに選ばれている[2]。元々は帝国陸軍航空部隊の新田原陸軍飛行場として建設されたもので、陸軍航空隊や落下傘部隊の教育施設であったが、大戦末期には特攻機の出撃基地として使われた[3]。 1940年(昭和15