前回に引き続き、UC San Diego の Serge Belongie 教授らによる研究についての記事を1つ。知る人ぞ知る?Google のサービス"Google Sets"を応用して、画像認識の精度を上げようという取り組みが行われているそうです: ■ Computers With 'Common Sense' (ScienceDaily) 簡単に言うとこんな感じ。上の画像を見て、「右下にある黄色い丸はレモンだ」という人はいないでしょう。レモンのような形・色をしてるけど、「人間」が「テニスコート」の上で「ラケット」で打とうとしているモノだから、これはテニスボールに違いない……というような判断を、コンピュータによる画像認識でも行わせようという発想です。 では「人間」「テニスボール」「テニスコート」が認識できたとして、その文脈で登場し得るものが何か、を判断するために白羽の矢が立ったのが"G
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