第3セクターの土佐くろしお鉄道は18日、高知市内で定例の取締役会を開き、JR四国の特急車両更新計画に伴い、土佐くろしお鉄道も2019年度に新型特急1編成(2両)を約6億円で購入する議案を承認した。 JR四国の車両の更新が完了すると、サービスの均一化のため、土佐くろしお鉄道が持つ従来の特急「2000系」は、土讃線などへの乗り入れができなくなるという。 このため、県と関係市町村でつくる「中村・宿毛線運営協議会」は▽車両を購入して現在の1編成を維持▽JR四国による特急の乗り入れで充当する▽中村・宿毛線は特急の運行を取りやめ、普通列車のみとする――などの各案を検討。初期投資や利用客数の変化などを勘案し、収支見通しなどから車両の購入が最も有利と判断した。 取締役会では、国庫補助金により実質的な負担額は約4億円になると見込まれることや、9月末までに購入の判断をJR四国に伝える必要があることなどが説明さ
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