山陽電鉄は、19年ぶりに導入する新型車両「6000系」の一般向け試乗会と車両見学会を兵庫県姫路市南町の山陽姫路駅で開いた。約5千人の応募の中から抽選で選ばれた540人が参加。新型車両の乗り心地を確かめたり、写真を撮ったりしながら楽しんでいた。 山陽電鉄によると、新型車両の外観はシルバーを基調にイメージカラーの赤を正面や側面にあしらっている。各車両にはベビーカーや車イスが置けるスペースを設けている。 試乗会に参加した神戸市垂水区の松浦郁子さん(40)は「座席も快適で、乗り心地が良いですね。これからもほっとするような車両の伝統を大事にして欲しい」と話した。