1日午前11時50分ごろ、神戸市兵庫区のJR神戸線兵庫駅で、須磨発高槻行きの普通電車が停車する際、非常ブレーキがかかって動かなくなった。乗客にけがはなかった。 このため、後続の西明石発四條畷行き普通電車は兵庫駅の別のホームから発車。当初、予定していた線路と変更になり、神戸駅では快速・新快速専用の2番ホームに到着した。 しかし、この神戸駅ホームは転落防止用ホーム柵を工事中で、さらに柵の開閉位置が普通電車と異なっており、ドアが開けない事態に。急きょ乗客を乗降させずに次の元町駅まで運行した。神戸駅で降りるはずだった乗客に対しては、反対の下り電車を利用するよう異例の呼びかけをした。 このトラブルで非常ブレーキがかかった電車を含め、上下線で14本が運休、22本が最大65分遅れ、約5千人に影響した。
![普通電車が別ホームへ ホーム柵の位置合わずドア開けず|事件・事故|神戸新聞NEXT](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/718545c304988a190e16c00f70461112458d6693/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.kobe-np.co.jp%2Fnews%2Fjiken%2F202102%2Fimg%2Fb_14047207.jpg)