「現場判断正しい」 JR会見、反省なく (06/01 09:59) 脱線炎上事故の2度目の記者会見を終え、会見場を後にするJR北海道の一條昌幸専務 「乗務員の行動は間違っていなかった」−。JR北海道は31日、石勝線で起きた特急の脱線炎上事故に関する2度目の記者会見で、乗客の避難誘導の遅れを謝罪したものの、運転士ら乗務員の行動はマニュアル通りで正しい対応だったと強調した。炎と煙が勢いを増す中、乗客の自主的判断で列車外に避難していなければ、大惨事につながる恐れもあった今回の事故。JR側の説明に、危機感は最後まで希薄だった。<北海道新聞6月1日朝刊掲載> < 前の記事 | 次の記事 >