JR四国の路線について、国鉄末期の基準では過半数が廃止対象であることがわかりました。しかしそうしたなか、努力の成果も出ているようです。 「国鉄再建法」の基準なら JR四国は2015年11月5日(木)、その各路線について2015年度上半期における利用状況を発表しました。 これによると、国鉄が赤字に苦しんでいたその末期の基準で考えた場合、JR四国の路線のうち過半数の区間が、「鉄道を廃止してバスへの転換が適当」と判断される状況であることが明らかになりました。 国鉄末期、1980(昭和55)年に制定された「国鉄再建法」によって、需要が少ない路線は「バスへの転換が適当」とされ、実際に鉄道の廃止とバスへの転換、また地元自治体などが路線運営を引き受ける第三セクター鉄道化が行われました。 このとき“需要が少ない”と判断された基準は、輸送密度4000人/日。それ未満の路線は例外を除き、先述の通りバスへの転換
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