STAP細胞をめぐる問題で小保方晴子研究ユニットリーダーが、ねつ造などの不正行為を行ったと認定した理化学研究所の調査委員会の石井俊輔委員長が、自らの論文で画像の切り貼りが行われていたと指摘され、委員長を辞任する意向を研究所に伝えていたことがわかりました。 石井委員長はSTAP細胞をめぐる問題で、小保方晴子研究ユニットリーダーがねつ造などの不正を行ったとする報告書をまとめ、現在、小保方リーダーからの不服申し立てを受けて、再調査を行うかどうかの審査を進めています。 しかし24日になって、石井委員長らが、7年前に発表した乳がんの論文で、遺伝子の実験結果の画像を注釈を付けないまま切り貼りしたりしていたなどとする指摘があり、石井委員長は、委員長を辞任する意向を理化学研究所に対し伝えたということです。 石井委員長によりますと、調査委員会のメンバーになった際、過去の論文をすべて見直し、指摘を受けた論文に