2022年6月20日のブックマーク (1件)

  • ぶんぶく茶釜⑥[完] ~江戸時代の絵本~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~

    ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 ぶんぶくちやがま - 国立国会図書館デジタルコレクション 【原文】 形を見つけられ、終に生け取りとなつて、「是を土産《みやげ》に参上せん」と、貉《むじな》を先に帆つ立て、東山殿の屋敷へ帰りける。 東山殿、「彼所《あそこ》、我が前へ貉を連れける褒美《ほうび》や」と御褒美《ごほうび》を下され、件《くだん》の貉ハ、御家中の疝気《せんき》持ち共に下されける。 有り難し共、中/\何に喩《たと》へんしる[知る?]も無し。 ふくさい「苦労のたん[嘆?談?]かな、冷や飯までべた」 ぶんぶく「あゝ、此の狸め故《ゆへ》に苦労した」 「褒美を取らせい」 「今より前の如く勤めい」 「坊主が散らし髪で働きました」 「即《すなわ》ち生け捕りました」 井筒屋板 【現代語訳】 [文] しかし、さすがにこれは神も許しがたく、ムジナ(タヌ

    ぶんぶく茶釜⑥[完] ~江戸時代の絵本~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~