政府が、インターネットにつながる「IoT機器」の情報セキュリティー対策を強化することが17日分かった。総務省所管の研究機関「情報通信研究機構(NICT)」が、国内のネット内を探索し、セキュリティー上の弱点(脆弱性)を抱えた機器を調査する制度を新設する方針を固めた。 脆弱性があるとサイバー攻撃を受けやすくなる。現在は「不正アクセス禁止法」の規定で、他人のID、パスワードを使って機器に無断で侵入することはできないが、NICTの調査に限っては、単純なパスワードの場合は認めるなど制限を緩和し、一定のアクセスを認める方向だ。
![IoT安全対策を強化 研究機関が弱点調査 - 共同通信 | This Kiji](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ca0c1bb784f735294be315550e76f1784290c7b8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Ft_square_200%2Fch%2Funits%2F39166665832988672%2Fprofile_7.png)