14日午前7時、東京・新宿の伊勢丹。日本列島には台風4号が接近しているにもかかわらず、開店3時間前から買い物客の列がデパートの周りを取り囲んでいた。ざっと見積もっても1500人以上はいるだろう。あちこちから韓国語で話す声が聞こえてくる。入店のための整理券を手にした韓国人女性の買い物客イさん(32)=会社員=は「午前5時40分に羽田空港に到着して、まっすぐにここに駆けつけました。インターネット上の集まりで日本が今、セール期間中だと聞いて来たんです」と言った。 3時間30分待ち、ようやく中に入れたイさんが、1階のグッチの売り場で選んだバッグは7万2000円。店員が「韓国にはないモデル」と言うと、イさんはためらうことなくクレジットカードと共にハンドバッグを店員に手渡した。2階の婦人服売り場へ行くと、韓国で約30万ウォン(約3万9800円)する「MARC BY MARC JACOBS」のハーフ・
前回、IPCCのWG3の報告書に基づいて、ディーゼル、ハイブリッド技術が温暖化対策に使われたとして、果たしてそれは見合うのは、という議論をした。 その結果、もともと燃費の良い小さな車をディーゼル・ハイブリッドにするよりも、もともと燃費の悪い大きな車を改善する方がコスト的にも見合うという当たり前の結論を提示することになった。だから、トヨタもレクサスハイブリッドなのだろう。 今回は、それ以外の対策を議論することになる。主として、燃料転換と飛行機。 C先生:車による温室効果ガスの排出は、現状でも総量の23%。今後経済的な成長が続くと、車の台数は増加の一途をたどる可能性が高い。したがって、輸送を議論することは、極めて重要。 A君:車の台数ですが、様々な予測があるものの、2050年には、現在の3倍である20億台を超すのでは、というものも有ります。前回のIPCCのWG3の報告書では、図5.5というもの
蛯谷敏 日経ビジネス記者 日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。 この著者の記事を見る
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く