東芝にとって今年は最悪な幕開けとなった。 1月上旬に米ラスベガスで開かれた世界最大級の家電展示会、コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)。開催期間中、イエローキャブの広告看板、会場のコンベンションセンターの外の垂れ幕と街の至る所で「TOSHIBA」と「HD-DVD」の文字が躍っていた。 新世代DVD規格の1つであるHD-DVDは、ソニー(6758)などが推す「ブルーレイ」と激しい競争を繰り広げている。年末商戦ではブルーレイ陣営に水をあけられた東芝は、劣勢を挽回すべくカジノの街で勝負に出たのだが、開幕直前に既に勝負は決まっていた。米国時間の1月4日、米映画大手ワーナー・ブラザーズが今年6月から発売するソフトをブルーレイに一本化すると発表したのだ。 不意打ちを浴びる形の状況に接して、HD-DVD陣営は予定していた記者会見を急遽キャンセルした。東芝の会見は予定通り行われたため、出席し
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「米国崩落」「ドルの凋落」などの見出しが経済誌や新聞に踊っている。まことに懐かしい議論だ。「基軸通貨ドルの終焉が始まった」という議論が醸す終末論的な雰囲気は、非米諸国の私たちには魅惑的ですらある。 しかし「危機」の度に再構築される米国の覇権、そのしたたかさを過少評価していないだろうか。 「懐かしい議論」と言うのには理由がある。金為替本位制に基づく戦後の国際通貨制度ブレトンウッズ体制は、1971年にニクソン大統領のドルと金の交換停止宣言で終焉した。スミソニアン体制と呼ばれる過渡期を経て、73年から日本を含む主要先進諸国は変動相場制に移行した。この時期にも日本や西ドイツの経済的な台頭と米国のベトナム戦争の失敗が重なり、「ドルの不信認」「米国の凋落
ありがとう、平成――。2019年5月に改元を控え、特別な思いを募らせている地域がある。岐阜県南部、旧武儀町(現関市)にある「平成(へなり)地区」。30年前、新元号と同じ漢字を使うことから脚光を浴び…続き 元号公表時期、年明け判断へ 4月を想定 [有料会員限定] 「#平成最後」が急上昇 SNS投稿、日常に特別感 [有料会員限定]
シンガポールについて昨日いろいろご質問やらご意見やらを頂きまして、「ふーん、でもなんでシンガポールなのよ」、という内容のものが結構あったので、もう少し書いておきましょう。 シンガポール人がそれほど親日的とは思えんぞ、というご意見もありますが、対中国という味方をすると、シンガポールと日本が同じような位置づけにある、と言い換えてもいいかもしれません・・・人口の70%が中国人にも拘わらず、ですよ。ここが重要です。 台湾は例外として、シンガポールの中国に対する距離感というのは大変興味深く、そして日本とよく似ている。先ほども申し上げた「中国人がマジョリティーにも拘わらず」という所にヒントがあるのです。 日中国交回復が1972年、他のアジアの国々も大体この前後に国交を回復していますが、実はシンガポールは東南アジアで一番遅く1976年にやっと回復。中国と言う巨大勢力にイージーに組する事が多民族国家である
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Steve Hamm(BusinessWeek誌シニアライター、ニューヨーク) 米国時間2008年1月21日更新 「A Better Place for Electric Cars」 1月21日、イスラエル政府と大手自動車メーカー2社および米ベンチャー企業が共同で、電気自動車の普及を可能にするシステムの構築に乗り出すと発表した。世界でも初めての試みだ。 仏ルノーと日産自動車(NSANY)が既存の車種を電気モーターで駆動するように改造し、新興企業の米プロジェクト・ベター・プレイスがその電気自動車の販売とバッテリーの充電・交換拠点のネットワーク運営を担当する。 ガソリンエンジンを電気自動車に置き換えるには、技術面でもビジネスモデル面でも難題が残っ
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