ファーウェイは、独自に設計開発したARMベースのサーバ向けプロセッサ「Kunpeng 920」を発表しました。同社はARMベースのサーバプロセッサとして業界最高の性能としています。 ARMベースのサーバ向けプロセッサは、昨年6月にカビウムがXeonに対抗できる性能とうたった「ThunderX2プロセッサ」を発表しHPEがサーバへ採用、11月にはAWSも独自開発したARMベースの「Gravitonプロセッサ」を発表しクラウドでの提供を開始するなど、このところ製品の発表が相次いでいます。 これはおそらく、ARMが提供するアーキテクチャライセンスと呼ばれるライセンス方式によるものだと考えられます。アーキテクチャライセンス方式ではARMのバイナリ互換を保証するための大量のテストスイートをARMから受け取れるとされています。これにより従来よりも高い自由度でARMとのバイナリ互換を保証しつつサーバ向け