新型コロナウイルスワクチンを接種したにもかかわらず陽性反応が出る「ブレークスルー感染」の症例が一部で出ている/Mario Tama/Getty Images (CNN) 米全土で新型コロナウイルスの症例数が再び増加に転じる中で、ごくまれに、ワクチンを接種したにもかかわらず陽性反応が出る「ブレークスルー感染」の症例に注目が集まっている。 米フロリダ州選出のバーン・ブキャナン下院議員は19日、ワクチンを接種した後に検査で陽性反応が出たと発表した。ワクチン接種を完了した芸能ジャーナリストのキャット・サドラー氏は、未接種の人を看護した後に具合が悪くなったといい、インスタグラムの投稿で「警戒を緩めてはいけない」と数十万のフォロワーに呼びかけた。 15日には米大リーグのニューヨーク・ヤンキースの選手6人に陽性反応が出た。同チームでブレークスルー感染が起きたのはこれで2度目だった。 ブレークスルー感染は