資金的な支援の見返りに新たな商品やサービスを提供する「購入型」と呼ばれるクラウドファンディングの市場が急速に拡大しています。一方、見返りの商品などが届かないといった窓口への相談や苦情が相次いでいて、国民生活センターがホームページなどで注意を呼びかけています。 インターネットなどでプロジェクトへの賛同を呼びかけ資金を募るクラウドファンディング。 国内では、東日本大震災以降、地域おこしや、新たな商品開発などさまざまなプロジェクトで活用されるようになり、新型コロナの影響で資金繰りに苦しむ企業が増える中、さらに普及が進んでいます。 中でも最近広がっているのが「購入型」と呼ばれるクラウドファンディングです。 「購入型」は、支援をしてもらった見返りに、プロジェクトで開発した商品やサービスなどを提供するもので、元手が少ない個人やベンチャー企業などが大きなリスクを負わずに資金を集めることができます。 また