インターネットの会員制サイト「mixi(ミクシィ)」に仕事への不満や上司批判を書き込んだとして、兵庫県警が警察署に勤務する20代の女性巡査長を所属長訓戒処分にしていたことが2日、県警への取材で分かった。 処分は7月31日付で、県警は処分理由を「信用失墜行為に当たる」と説明している。巡査長は「ストレス発散のためだった」と話し、処分当日に依願退職したという。 県警によると、巡査長は2007年12月に「制服を着たり(警察)手帳を持っているだけで偉いなんておかしい」「周りがみてるほど正義感があふれる仕事ではない」「ストレスに見合うだけの給料はもらえない」などと不満を書き込んだ。 交通死亡事故で出動したことし5月には「なぜ4時間も立ち番をしなければならないのか」「死亡事故ぐらいでじたばたするな。理解に苦しむ」と、上司を批判する内容の書き込みをした。 巡査長は06年からミクシィを始め、最初は主に私生活