ブックマーク / aruhenshu.exblog.jp (11)

  • 「どう書くか」よりも先に、「何を書くか」を考えよう。(ヒトリゴト67) | ある編集者の気になるノート

    最近、「いいライターと組ませてください」と言う著者が増えた。 いま僕が仕事をしている著者は、ほとんどが企業の経営者で、自分で書くのは稀だ。 文章を書くのが苦手だとか、その時間がもったいないとかの理由で、 取材をもとにプロのライターが構成・執筆をして、一冊のを作ることが多い。 (場合によっては、その仕事のすべて、あるいは一部を編集者が引き受けることもある) そういう制作スタイルだから、当然、ライターの力量がの出来に影響する。 この事実は、ビジネス書の著者の間ではだいぶ浸透しているようで、 冒頭のようなお願いをしてくるケースが目立ってきた。 もちろん、こちらとしても、腕が立つライターに、 取材や執筆をお願いしたいのは一緒である。 同じ一冊のを作るなら、下手なライターより、 優秀なライターに書いてもらうほうがいいに決まっている。 けれど、仮にそういうライターと仕事をしたからといって、 その

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    fujipon
    fujipon 2009/05/11
  • ある編集者の気になるノート : 立川談志が弟子に教えた、醜い嫉妬の解消法。

    このは、頂き物ではなく、ちゃんと自腹で買いました。 『赤めだか』 読む前から評判が高く、売れているようなので、つい敬遠してしまったのですが(編集者にありがち)、いや、もっと前に読めばよかった。 近頃読んだの中でも、一番のオススメです。 今日はその中でも、僕にとって一番「しみた」部分をご紹介。 *あとから入門した弟弟子の志らくを、師匠の談志が何かにつけてほめ、著者(談春)が腐っていたときの話 翌日、談春(ボク)は談志(イエモト)と書斎で二人きりになった。突然談志(イエモト)が、 「お前に嫉妬とは何かを教えてやる」 と云った。 「己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱みを口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。来ならば相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。しかし人間はなかな

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    fujipon
    fujipon 2008/10/17
  • 僕が書評を書くときに、一番大事にしてること。 | ある編集者の気になるノート

    昨日書いた書評(というかあくまで感想レベルだが)に、先ほど追記をした。 『あたらしい戦略の教科書』に、当の「あたらしさ」はあるのだろうか?(追記アリ) その追記部分とも少し関連するのだけど、「僕が書評を書くときに一番大事にしてること」を以下に書いておく。 結論から言えば、僕は書評を書く際に、 「自分がそのを読んで、そのときに感じたことを、ありのままに書く」 ことを、一番大事にしている。 そんなの当たり前のことだよ、と思う人もいるだろうけど、その当たり前が意外と難しい。 そもそも、僕がこのブログで紹介するの大部分は、著者や編集者からの「献」である。 他社の友人や、業界の大先輩が汗水たらして一生懸命作った。 できることなら、どんなであれ高い評価をしたいというのが、人情だ。 けれど、それをやってしまうと、一番苦しむのは自分である。 よくないと思ったでも無理やりほめ、ブログの読者にた

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    fujipon 2008/09/04
  • 完全保存版! 僕らの「加藤鷹」名言集。 | ある編集者の気になるノート

    「新年早々(4記事目にして)、シモネタかよ」と思われる方々もいるかもしれませんが、 まあ、明日の仕事始めの前に、エロ始めということで…… (だって、やたらその手の言葉で検索してくる人が多いんですよ、正月中って) まあ、それはともかく、以下がネットで集めた加藤鷹さんの名言です。 これでもだいぶ絞り込んだので、ぜひネタ元も見てください。 (ちなみに、セックスに関係ない話→セックスの話と緩やかに並べてます) ●「加藤鷹」名言集 ・オレは絶対性のない未来に何も求めてないんだよ。 未来の事に「絶対」って事はないから、そういう事にあまり依存はしないですね。 ・“楽しいか楽しくないか”“やめたいかやめたくないか” そんな直感で物事を決めてもいいと思うんですよ。 悩みを相談してくる人は必ず“やめたいんですけど、でもね…” って言うんです。“でもね”はいらないんですよ。 ・モットーは「努力しない」ことですか

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    fujipon 2008/01/06
  • 本物の作り手になりたいなら、「なんかいいよね」を禁止しよう。 | ある編集者の気になるノート

    時間がない。自分の時間がない。 ブログの更新具合を見ていただいてもわかると思うけれど、 いまの僕には、自分のために自由に使える時間がほとんどない。 こういう状態がつづくのは肉体的にも辛いのだけれど、 何より、精神衛生上よくない。 自分には、もっとやるべきことがあるのではないか、 という気持ちがわくと同時に、そんなことすら考えているのが時間の無駄、 と目の前のなんやかんやを片付けている自分がいる。 思考停止。忙しいとは、まさに心を亡くすことなのだなぁと、へんに納得がいく。 そんなときに、この言葉に出会った。ガツンとやられた。 長いけれど引用する。「必ずこうしなければいけない!」というルールではありませんが、もしあなたが、いいコピーを書きたい、すばらしいアイデアをつくりたいと心の底から思っているのなら、ひとつだけお願いしたいことがあります。 明日から、あなたの毎日の生活のなかで、「なんかいいよ

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    fujipon 2007/10/09
  • ライターはなぜ、締め切りギリギリに原稿をあげるのか? | ある編集者の気になるノート

    それは、締め切り間際にならないと書き出さないから、といった単純な話ではないようで。 ライター仕事の処世術(ジュブナイルポルノ作家わかつきひかるのホームページ)納品は締め切りの直前。早くても数日前。それがライター仕事をうまく回すコツです。 どうしてかというとですね。発注者側の心理です。 コイツは筆が早いな→じゃあ、発注が遅れてもいいな→締め切りギリギリの発注。 ライターの立場では断れませんから、ムリして仕事をするはめになり、徹夜だとか三時間睡眠とかを繰り返し、苦しくなってこぼれていくわけです。う~ん、そうなんですか。 僕も「発注者側」の人間ですが、単行ばかりつくっているので、「締め切りギリギリの発注」という概念があまりありません。 というか、余裕をもってお願いしても、締め切りに遅れる人が少なくない世界なのでねぇ。 そういう意味では、「早く原稿をあげる著者」をありがたがりはしますが、あまりム

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    fujipon 2007/06/22
  • 締め切りを守るのがプロなのか? 破っても質にこだわるがプロなのか? | ある編集者の気になるノート

    第52回(2007年5月22日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀鈴木は、出版業界では有名な「締め切り破り」、それも常習犯だ。仕上がりに納得しない限り、どんなに催促されても、鈴木は頑として原稿を納入しない。一介のフリーのデザイナーが、大手出版社を待たせるという不思議な構図を可能にしているのは、鈴木が胸に秘める一つの信念である。「どんなに経営が苦しくても、絶対に言いたくない言葉がある。それは、『仕事をください』という言葉。それを言ってしまったら、仕事に媚(こ)びが生まれるし、どこまでも相手に振り回されることになる。だから、人に頼まれるからやる、というスタイルは崩したくない。」人に頼まれ、期待されているからこそ、その期待を上回る仕事をしてやろうというモチベーションがわく。根っからの職人である鈴木の矜持(きょうじ)が、この流儀に現れている。鈴木成一氏みたいに、締め切りを破っても、と

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    fujipon 2007/05/25
    「プロ」の定義
  • 出版社は思ったよりも、「人気企業」ではなかった?! | ある編集者の気になるノート

    「人気企業ランキング」40年間の変遷(夕刊フジBLOG) リンク先には、2007年の「人気企業」が50社、1965年~2000年まで5年刻みで、「人気企業」が20社ずつ紹介されています(2000年・2007年は文理・男女区別なし、その他はすべて文系男子)。 で、このランキングのなかに、出版社がほとんど顔を出さないんですよねぇ。 2007年こそ、「講談社(23位)」「集英社(43位)」とランクインしていますが、20社までしか掲載されていない他の年だとサッパリ。 *なお、「ベネッセコーポレーション」は出版社とは言えないだろうということで外しています。異論があるかもしれませんが…… ただ、だからといって各出版社が、「当に人気がないか」というと、そうでもないようです。経済アナリストの森永卓郎氏は、「基的に学生の企業選択の要素は2つ。まず現時点での収益を見ており、業績好調の企業は上位にくる。もう

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    fujipon 2007/05/07
  • 「夢を抱くのはやめときな」と、あの欽ちゃんが言う理由。 | ある編集者の気になるノート

    テレビで見るのとは違った欽ちゃんの一面が見られるインタビューだと思います。 ドーンとやってみよう! 欽ちゃん流、若手育成法(MSN毎日インタラクティブ) 次は、悩める新人君たちへのメッセージ。「20代は損だらけなの。損に気付かないくらい鈍感な方がいい。上司に『たばこ買ってこい』と言われたら『たばこを買うために就職したんじゃない』と腹が立つだろう。でも、それは20代の自分の体に失礼だ。20代って自然に体が動き、自販機に買いに走れる時期なの。考えて行動するな。行動してから考えろ。答えは体が出してくれる」 わかる。でも難しい。だって若者には夢がある。ところが日々の仕事は単調で、夢につながるとは到底思えない。だから、これでいいのか、と迷い始める。 すると欽ちゃん、意外なことを言う。「20代は夢を持っちゃいけない」。次々と夢をかなえてきたあなたが、なぜ? 「20代の現実は厳しい。夢が遠くに見えて、だ

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  • 「男の期待を裏切る女の言葉」を、よ~く覚えておこう。 | ある編集者の気になるノート

    ●当ブログは「ある編集者」の個人的な記録・発信の場であり、同人が現在属する組織とは何ら関係ありません。●当ブログはリンクフリーです。相互リンクは募集しておりません。●現在、ランキング参加中 (1日1クリック頂けるとこっそり喜びます↓) ★人気blogランキング

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    fujipon 2007/02/06
  • 「彼氏いるの?」と聞かれたときに、一番モテる返し方。 | ある編集者の気になるノート

    今日、一発目の記事は、珍しくから引っ張ってきたネタで。 『モテれ。 エロ可愛い女の知恵袋』 上のに、「彼氏いるの?」と聞かれたとき、一番モテる切り返し方が書いてありました。 答えを発表する前に、女子のみなさんにシンキングタイムを。 考えましたか? それでは発表します。 「○○ちゃんって彼氏いるの?」 「いる……(3秒置いて)って答えたら、もう会えない?」 *男の目を上目遣いで直視しながら言うのがポイントらしい うわ~(いろんな意味を込めて) 「なにこの女、あざと~い」って思う同性の方もいるでしょうが、こういうのに引っかかる(単純な)男性も少なくないような気がします。 だいたい、「彼氏いる?」って聞いてるのに、「いる」とも「いない」とも答えていないんですけどね…… まあ、モテるためには、それくらいの戦略性も必要なのかなと。 もっとも、僕は今回「予習」したので引っかかりませんけど。 (とい

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    fujipon
    fujipon 2006/11/16
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