実家から大量のジャガイモをもらったのだが、しばらく置いておくと芽が出てきた。ジャガイモの芽を取るのは思いのほか面倒だが、 「ジャガイモの芽は毒だから、ちゃんと取りなさいよ!」 という母の言葉を思い出して、一生懸命取っている。 でも、このジャガイモの芽、はたしてどこまで真剣に取るべきなんだろうか? それほど神経質にならなくても大丈夫なのではないだろうか? 気になったので、ジャガイモの皮むきもそこそこに農林水産省に聞いてみた。すると、ジャガイモの毒性については、浅間和夫氏によるジャガイモ博物館というサイトのなかで説明されているという。早速、同サイトをのぞいてみると、ポテトエッセイ第45話にジャガイモの毒性についての記述があった。 ジャガイモの成分のうち毒性があるのは、ソラニンやチャコニンなどのグリコアルカロイドと呼ばれるもので、その致死量について以下のように書かれている。 「グリコアルカロイド