ジャニーズ事務所元所属タレントからの告発が相次いだ、ジャニー喜多川前社長による性加害。事務所の藤島ジュリー景子社長は謝罪しつつも、喜多川氏が既に死去していることから「当事者であるジャニー喜多川に確認できない」と事実認定を避けている。ただ、所属タレントたちへのセクハラは、約20年前の民事裁判ではっきり認定されている。その法廷にはジャニー喜多川氏も立っていた。スターの原石を発掘し、男性アイドルの歴史を築いた男は何を語っていたのか。約20年前の裁判を資料や証言で振り返る。(共同通信=加藤駿、前山千尋、森原龍介) 【※この問題は、記者が音声でも解説しています。共同通信Podcast「きくリポ」を各種ポッドキャストアプリで検索いただくか、以下のリンクからお聞きください。「ジャニーズ性加害問題、メディアはどう報じてきたか」】https://omny.fm/shows/news-2/33 ▽「これで勝っ