細野晴臣さんが言っていたお話。 「実は人びとにいっぱいに聴かせるような音楽は 好きじゃないんだ。 大きな音で人に聴かせる音楽ね。 大きな音で聴かせる音楽はオペラから 始まったんじゃないかな。 ローマ帝国のパワーだよ。 でも、少数民族の音楽って、自分のためだけにある。 旅をしながら親指ピアノを弾いたり、 鼻で吹く笛は自分にしか聴こえないし。 自分の自然との循環の中で、 くゆらせる音楽っていうものがある。」 ~細野晴臣+鈴木惣一朗「分福茶釜」より 僕も大きな音量の音楽は苦手だ。 特に自己顕示欲が強く感じられれば、感じられるほど、 正直、苦痛を感じる。 逆に、カヒミカリィみたいなウイスパーボイスや、 ボサノバの作りを美しく感じてしまうのは 少数民族の血がそうさせてるのかしら。 (まぁ、僕はアイヌとか琉球の人間じゃないですけど) ムーミンの中で、誰に聴かせるでもなくギターや ハーモニカを奏でるスナ
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