不景気は関係ない? モノを扱う雑誌『MonoMax』が売れている理由:仕事をしたら“30代男性”が見えてきた(前編)(1/6 ページ) 「不況でモノがなかなか売れない」といった嘆き声が聞こえてくるなかで、モノを扱っている雑誌が売れている。その雑誌名は『MonoMax(モノマックス)』(宝島社)だ。 雑誌の部数などを公表している日本ABC協会によると、2011年7月~12月期の平均実売部数は、月刊「モノ誌」ジャンルの中で『MonoMax』(平均実売部数:9万8973部)がトップ。また34カ月連続で、部数が昨年実績を上回っているのだ。 創刊から4年が経過したのに、いまも部数を伸ばし続ける秘けつはどこにあるのか。編集長の柚木昌久さんに話を聞いた。 創刊当時の『MonoMax』 土肥:柚木編集長、雑誌が売れていますね。「不況と言われているのに、なぜ売れているの?」と感じている人は多いと思うのですが