現在、日本における投資方法の中でも税制上のメリットがある運用方法が「NISA(小額投資非課税制度)」と「確定拠出年金(日本版401k)」の二つです。それぞれは制度としてはまったく異なりますが、税制上のメリットが強い運用方法です。どちらにも長所と短所の両方がありますので、それぞれの違いを理解した上で上手に活用していきましょう。 401k(確定拠出年金)は節税効果◎ 老後資金なら文句なし 確定拠出年金は節税効果は非常に高いです。NISAはあくまでも投資収益のみ5年間の非課税という制度ですが、401kの場合 ・401kに拠出した掛け金が所得控除(所得税、住民税の節税) ・非課税期間は数年~数十年と長い ・スイッチング(投信の乗り換え)が自由 というように、所得税や住民税といったお給料等にかかる税金まで節税できてしまうのです。運用可能な商品は「投資信託」が中心で個別株などには投資ができず、投資可能