「ネオ・ナレッジマネジメント論-ネットワーク上のプラットフォームを活用した新しいコラボレーション形態を探る」では、ニコニコ動画と初音ミクの担当者が登壇し、大ヒットの要因を語った。 冒頭、進行役のみずほ情報総研コンサルティング部・吉川日出行氏は、「これまでのナレッジマネージメント、情報共有の形としては、検索やグループウェアを活用した第1世代、SNSやブログを利用した第2世代があった」と説明、しかし第1世代は情報が集まりすぎてうまく活用できないという問題があったこと、第2世代は情報を共有している感覚はあるものの数値的な成果がわかりづらい問題があったことを挙げた。 これに対しニコニコ動画やピアプロでは、「作る、発表する、見る、新しいことに気づくという、ぐるぐる巡回する情報共有が展開されている。また多くの人が積極的に参加して、コンテンツの質が上がっていくなど成果も出ている。これがいわゆる第3世代の