安倍総理主催の桜を見る会に、功労功績者ではない支持者らが招待されているという疑惑に端を発した日本共産党の追及。次々と論点がずらされ、ついには大型シュレッダーでの証拠隠滅にまで疑いの目を向けたが、内閣府から証拠を突きつけられ沈黙。打つ手の無くなった野党追及チームはジャパンライフの問題を引っ張り出し、既に桜を見る会とは無縁のテーマになりつつある。 桜を見る会は昭和27年から続く歴代総理主催の恒例行事である。これが安倍政権下から肥大化しているのは事実で、2019年の開催直後にも共産党から指摘を受けている。その際はマスコミはほとんど騒がなかったのだが、なぜか11月8日の参議院予算員会で共産党の田村智子議員が機関紙「しんぶん赤旗」の調査として再度追及した途端にマスコミが一斉に疑惑報道を開始している。 国会の性質上、現政権の監視がメインとなるのは当然であるが、桜を見る会を調査するにあたり、民主党政権で