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ブックマーク / randomwalker.blog.fc2.com (6)

  • 「金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術」(竹川美奈子著)は「素晴らしい!けどもったいない」

    書の内容をひと言でいうと、「個人型確定拠出年金のわかりやすい解説書」です。個人型確定拠出年金のいちばんのメリットは、税制優遇です。 (1) 毎月掛け金を払う時 →全額「所得控除」 (2) 運用している時 →運用益非課税 (3) 受け取る時 →「退職所得控除」「公的年金等控除」 ※ただし、課税口座の受け取り(取り崩し)はそもそも税金がかからないので注意 と税制優遇があります。運用商品を売買する時だけでなく、給料等の所得から控除できるという「投資以外への税制メリット」があるということが強力です。さすが公的に認められた年金制度です。他にもいつくかメリットが書では示されています。 とはいえ、従来型の確定給付年金では、国が運用利回り確保のリスクを負っていたわけで、確定拠出年金ではそのリスクを個人に押し付ける形になり、これはデメリットとも言えます。だからこそ、税制等で大きく優遇されており、自らリス

    「金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術」(竹川美奈子著)は「素晴らしい!けどもったいない」
  • 「リスクと期待リターンは過去のデータから計算できる」が嘘だと分かる図2枚

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 今年の春に、『「リスクと期待リターンは過去のデータから計算できる」の嘘』(その1)(その2)というシリーズ記事を書きました。 「過去のデータはリスクの推計には使えるが、期待リターンの計算には使えない」ということを、いろいろな視点から示させていただきました。今回はまた新たな視点で、それが示せればと思います。ちょうどモーニングスターに良い資料が掲載されていました。 モーニングスター アナリストの視点(ファンド) 2012/12/18 リターンに関する誤解~上昇局面の罠にはまらないようにリスクも考慮を~ この記事は、最近の相場上昇で調子に乗るなという主旨の記事ですが、私が着目したのはそこではなく、掲載されていた2枚の図です。 1枚目は、暦年の各資産のリターン(円ベース)です。 (上記モーニングスターの記事より引用・クリックで拡大) これは、各アセッ

    「リスクと期待リターンは過去のデータから計算できる」が嘘だと分かる図2枚
  • 老舗インデックスブロガーが海外ETF派から国内ETF派へ。さて自分はどうするか?(その1)

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 老舗インデックス投資ブログで、昔からの相互リンクブログでもある「ホンネの資産運用セミナー」のゆうきさんが、海外ETFでの運用をやめて国内ETFに移行するそうです。 ホンネの資産運用セミナー 2012/12/06 先進国株・新興国株で米国上場ETFから国内上場ETF投資商品を変更 具体的には、先進国株式クラスのTOK(海外ETF)→1680(国内ETF)、新興国株式クラスのVWO(海外ETF)→1681(国内ETF)に変えられるとのこと。理由は…… ・海外上場ETFの分配金二重課税を回避するための確定申告が面倒なこと ・米国の配当課税が流動的で、予測可能性が低下していること ・マネックス証券で米国株の取引手数料が値下げされたこと ・TOKの取引高が低く、流動性低下・上場廃止が懸念されること ・VWOのベンチマークが変更され、韓国株式がポートフ

    老舗インデックスブロガーが海外ETF派から国内ETF派へ。さて自分はどうするか?(その1)
  • CMAMインデックスファンドeシリーズ第2期決算、実質コストは?STAM・eMAXISと比較すると?

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります CMAMインデックスファンドeシリーズの第2期決算運用報告書が公開されました。 信託報酬にいわゆる「隠れコスト」も含めた実質コストはどうだったのでしょうか? <関連記事> 2010/04/09 投資信託のいわゆる「隠れコスト」って何? ライバルファンドのSTAMインデックスシリーズ・eMAXISシリーズとの比較も気になるところです。 一覧表にまとめたので、見てみましょう。 ご覧のとおり、CMAMインデックスファンドeシリーズの実質コストは、国内モノはよく抑えられている一方、海外モノはそれなりにかかっています。 それでも、STAMインデックスシリーズ・eMAXISシリーズよりは低くなっています。 個人的に、積み立て用ファンドとしてCMAMインデックスファンドeシリーズの国内株式と先進国株式を使っているので、ほっとしました。 恒例の注意点を二つほ

    CMAMインデックスファンドeシリーズ第2期決算、実質コストは?STAM・eMAXISと比較すると?
  • 全世界株式ETFの信託報酬が0.22%へ!バンガードETF(VSS・VT・VWO)の信託報酬値下げ

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります バンガード・インベストメンツ・ジャパンの発表によると、バンガードETF(VSS・VT・VWO)のエクスペンスレシオ(信託報酬)が値下げになります。 対象銘柄は、人気の全世界株式ETFのVTや、新興国株式ETFのVWOを含む、以下のとおり。 ・バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF(VSS) 信託報酬 年率0.33% → 0.28% ・バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT) 信託報酬 年率0.25% → 0.22% ・バンガード・MSCI・エマージング・マーケットETF(VWO) 信託報酬 年率0.22% → 0.20% なんなんでしょう、この“超”低コストは! 今や、たった年率0.22%で全世界株式(大型・中型・小型)に投資できる世の中になりました。 もともと低コストだったバンガードETFも、つ

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  • ポートフォリオのプラ転前後で考えておくべき重要なこと

    ブログでは記事中にPRを含む場合があります 最近の株価上昇で、ポートフォリオの損益がプラ転したというインデックス投資家さんの話を、ブログやツイッターで散見するようになりました。 おめでとうございます! でも、中にはそわそわと落ち着かない気分になっているかたもおられるようです。 それどころか、この株価上昇局面の序盤で早々に、いわゆる「やれやれ売り」(株式を高値でつかんでいた人が相場の上昇によって売却すること)をしてしまい、後悔しているかたもおられるようです。 どういうタイミングでファンドを売買しても個人の自由です。 しかし、もし「バイ&ホールド」という戦略を採用したのであれば、上昇局面で利益確定したくなる気持ちを抑えることも、安値で売却してしまわないこと以上に大切なことだと思います。 さて、バイ&ホールド戦略のインデックス投資家にとって、こんな時は、ひたすら我慢してじっとしているしかない

    ポートフォリオのプラ転前後で考えておくべき重要なこと
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