日本で筆記具の主役といえばボールペンだが、欧州などでは万年筆が“現役の筆記具”として日常的に使われている。だからこそ、高級なものばかりではなく安価で気軽に使えるカラフルな万年筆など、バリエーションが豊富。日本に比べて油性より水性のボールペンが人気なのも、水性インクに慣れているからだろう。 ところが最近、日本でも文房具ブームに加えて手書きが見直されていることもあり、実用重視の手ごろな万年筆が増えてきた。パイロットやプラチナ万年筆といった日本の万年筆ブランドは、1000円程度で海外ブランドの定番品に引けを取らない製品を出している。 万年筆は筆圧がほぼ必要ないので長時間の筆記に向いており、疲れずに読みやすい文字が書けるツール。そこで、1万円以下と手ごろで完成度の高い万年筆を厳選。まずは前編として5000円未満の“スゴ腕万年筆”を紹介する。 子供から大人まで! パイロット「kakuno」 パイロッ
ソフトエアガンで撃ち合うサバイバルゲーム。野外で行うのが一般的であるが、インドアスタイルとなって東京のど真ん中に登場した。なんと舞台は閉鎖した銀行の跡地。平日は仕事帰りのビジネスパーソンで、週末にはチーム対戦などで連日大賑わいだという。なぜ都心のど真ん中に? そのワケを探った。 テーマは銀行強盗、はたまた支店長拉致? ビル内フィールドが大人気 東京、港区浜松町、第一京浜沿いに建つオフィスビルの1階と2階、都市銀行のあった場所に、2013年12月にサバイバルゲーム(以降サバゲー)フィールド「ASOBIBA(アソビバ)」の大門フィールドが誕生した。2014年3月末日までの期間限定ながら、金庫室や支店長室のある設定が話題となり、現在は平日の夜間でも10名以上の利用者がいるという。取材で訪れたのは都内に大雪警報が出た土曜日。外は吹雪のような状態にもかかわらずキャンセルは1組だけ。正午の段階で20名
2013年12月17日、高級スーパーの成城石井が東京・麻布十番にワインバー「Le Bar a Vin 52」(ル バーラ ヴァン サンカン ドゥ)をオープン。 この新業態は2013年で100店舗を超えた同社の成長戦略の1つで、10月にオープンした「エピスリー・ボヌール 成城石井」に続くチャレンジだという。 麻布十番のメインストリート(麻布十番大通り)に面したビルの中にある同店は、木を多用した温かみのある内装でゆったりとした空間になっている。 「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」(ル バーラ ヴァン サンカン ドゥ アザブ トーキョー」:営業時間/11時半‐23時(金・休前日は11時半‐翌5時)、住所/東京都港区麻布十番2-2-10 麻布十番スクエア2階。ちなみに1階はスーパーの成城石井が出店
隅田川・勝どきエリアで「太陽のマルシェ」が定期開催 日本最大規模の定期開催型マルシェ「太陽のマルシェ」が2013年9月14日に東京・勝どきで初開催され、延べ1万人が来場し、大盛況となった。毎月第二土日に定期開催する予定で、次回は10月12日、13日。 会場は、都営大江戸線「勝どき」駅下車すぐの月島第二児童公園。ハワイの朝市のようなアサイースムージーやピザ、カレーを売るキッチンカーが並び、その奥のテントスペースには全国から集まった100店舗が軒を連ねる。 オーガニック野菜や西洋野菜などはもちろん、ご当地もののワイン、パン、茶、味噌、ごま油、観葉植物などの店も並ぶ。賑やかな品ぞろえと、生産者たちとの会話がマルシェの楽しみ。イベント気分で買い物を楽しむ人たちで会場内はごった返した。 たんじゅん農生産グループ。炭素循環農法で生産した農作物を販売。農薬を使わず、微生物で畑を育てて、農作物をおいしくす
CoCo壱番屋の独走が続き、「2位不在の業界」といわれ続けてきたカレーチェーン業界で最近、個性派カレー専門店チェーンが勢力を拡大しつつある。 そんななか、最近になってひそかに増殖しつつあるのが「淡路島カレー」だ。2011年11月からスタートし、現在の導入店舗数は秋田県から熊本県まで53店(さらにオープン待ちが14店)、3年後には500店を目指しているという(店舗一覧はこちら)。街角で看板写真を見かけたり、メニューに淡路島カレーがのっているのを見かけたりしたことがある人は多いのではないだろうか。 淡路島カレーを事業展開しているのは、店舗・経営のコンサルティング会社「ビープラウド」(東京都中央区)。社員わずか7人で運営、しかも「ネットからの申し込みや紹介が多く、営業はほとんどしていない」(同社の大山淳代表)という。いったいどんなカレーで、なぜこれほど急激に増え続けているのか。 1皿に淡路島産タ
近年、ビジネスシーンで英語力を求められる機会が増えつつある。ユニクロや楽天などでは社内の公用語を英語にシフトするなど、企業はグローバルな人材を必要とする時代になっているからだ。 そんなニュースを横目で見ながら、「英語なんてできなくてもなんとかなる」と心の片隅で思っている読者も多いのではないだろうか? かくいう筆者もその一人。中高大とみっちり英語を学んだにもかかわらず、今は人並み外れた“英語音痴”といっても過言ではない。英語へのコンプレックスが大きすぎるがゆえに、大人になってからの海外渡航経験もないままアラサーを迎えてしまった。「このままでは取り残されてしまう……」。そんな危機感を最近ようやく覚え、手始めにTOEICを受けてみることにした。 TOEIC対策に必要なアプリは? TOEICとは「国際コミュニケーション英語能力テスト」の略称で、英語を母語としない人を対象とした、英語によるコミュニケ
マーケティングがわかる、消費が見える 日経クロストレンド 有料会員登録で毎月200の新着記事とアーカイブが読み放題! 日経クロストレンドとは
2012年11月1日、月刊情報誌「日経トレンディ」が「2012年ヒット商品ベスト30」を発表した。 このランキングは2011年10月から2012年9月の間に発売された製品・サービスを対象とし、「売れ行き」「新規性」「影響力」の3項目に沿って日経トレンディが独自に判定したもの。 ベスト10は、以下の通り。
巨匠・石ノ森章太郎が残した名作『サイボーグ009』。これまでに何度もアニメ化、映画化されてきた同作品が再び生まれ変わる。2012年10月27日に公開される映画『009 RE:CYBORG』である。 監督を務めるのは、『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズや『東のエデン』シリーズなどで高い評価を受けている神山健治氏。作品の中で常に現代社会の問題と向き合ってきた神山氏らしく、本作でも現代の視点からサイボーグ戦士達の戦いを描く。 アニメ制作のプロダクション・アイジーと3Dアニメの制作会社サンジゲンが手掛けた映像は全編が3DCGとなる新しい試み。慣れ親しんだ日本のセルアニメのような質感を保ちつつ、これまで実質不可能だった「スローモーション」を取り入れるなど過去にない映像表現を追求している。 神山監督は、同作を「描きたいことと実現可能な表現が上手くシンクロした幸せな作品」と語
海外赴任のため英語習得を目指した紀伊國屋書店・親松氏が英語学習本を推薦! 「楽天」が社内公用語を英語にしたことを皮切りに、社内で英語を使う会社が増加傾向にある。 もし「自分の会社の社内公用語が英語になったらどうすればいいのか?」と考えているビジネスパーソンも多いのではないだろうか? あるいはそこまでではないにしても、ある程度の読み書きができ、会話ができるようになっていれば、仕事でもプライベートでも大いに役立つし、プラスになることはあってもマイナスになることはない。 そこで、自身も海外赴任のために、英語習得を目指していろいろと経験を積んできたという、紀伊國屋書店新宿本店、洋書・語学書担当の親松直紀さんに、経験に基づいた役立つ本を聞いた。 脳の状態を右脳モードにし短期間で英語習得! 『超右脳おしゃべり英語リスニング』 全国に約400教室をもつ、七田式幼児教育の創立者でもあり、教育学博士の七田眞
いいものを作れ──。 2011年10月5日に惜しまれながらこの世を去ったスティーブ・ジョブスからは、いつもそんな言葉を投げかけられていたと話すのは、ピクサーの女性プロデューサー、キャサリン・サラフィアンだ。 ジョブスと言えば、アップル社の共同設立者で、iPod、iPhone、iPadを次々と発表していった同社の元CEOというイメージが圧倒的。だが、一方で彼は、1986年にルーカスフィルムのCG部門を買収しピクサーとして再始動させて以来、常に同社を牽引してきたCEOでもあった(2006年にディズニーが74億ドルでピクサーを買収。ディズニーの完全子会社になると同時に、ジョブスは親会社であるディズニーの個人筆頭株主となり、役員にも就任した)。 そのジョブスが関わった最期のピクサー作品が、サラフィアンがプロデュースした『メリダとおそろしの森』。『トイ・ストーリー』公開前の1994年にピクサーに入社
「ステンレス製香るエコうちわ 新扇組」(4200円)。うちわスタンド付き。商品を発送する時の梱包材は保冷袋で、保冷ケースとして使えるようになっている(画像クリックで拡大) エアコンがなかった時代の日本人の涼をとる知恵のひとつ、「水うちわ」をご存知だろうか。暑い時にうちわであおいでも暖かい風が起こるだけだが、水に強い和紙で作られたうちわを水につけてあおぐと、気化熱で涼風が得られる。この「水うちわ」の知恵を生かし、さらに進化させたのが、新潟市にある島工業団地の活性化を目指す企業グループ「スマイルプロジェクト」が開発したステンレス製のうちわ「新扇組」(しんせんぐみ)だ。 厚さ0.2mmのステンレス製で、重量は約70g。持った感触は普通のうちわとほぼ変わらない。うちわを水に浸すところまでは同じだが、その後、冷凍庫に20~30分入れて「氷うちわ」にしてからあおぐと、水うちわよりさらに涼しさが増す。ま
革命的な業態のフレンチ店登場 外食産業のイノベーションに「まだこの手があったか!」と驚愕する革命が進行しつつある。バリュークリエイト(VALUE CREATE株式会社:坂本孝社長)が経営する『俺のイタリアン』と『俺のフレンチ』の話である。 2012年6月時点で両業態あわせて都内に7店舗。すべての店舗が、予約が1カ月待ちになるほどの人気で、7店舗中6店舗は食べログのトップ5000店にランクインされている。 最初の出店が2011年9月であるから、イタリアン/フレンチ業態への新規参入後わずか10カ月で、顧客の圧倒的な支持を勝ち得ていることになる。 日本国内に飲食店は50万店舗あると言われているので、トップ5000店とは上位1%を意味する。もし飲食店に偏差値があるとすれば、偏差値73以上で東大クラスということになるのだが、実はそれ以上の実力がある。 『俺のイタリアン』『俺のフレンチ』両業態の厨房に
1976年生まれ。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞。本屋大賞受賞に「言葉が希望を生み出せるとしたら、どういう形をしているのかと考えながら書きました」と述べた。副賞の図書カード(10万円)は「マンガ好きなのでマンガに使うと思います」 4月10日に開催された、第9回本屋大賞発表会。大賞に選出されたのは、三浦しをんの『舟を編む』だった。発行部数43万部(4月時点)に上る人気作だが、直木賞受賞作家の本屋大賞受賞は今回が初めて。 本屋大賞は、書店員による草の根的な活動として03年に生まれた文学賞。著名な文学賞は選者が文学界の権威ばかりのなか、選者が本好きの代弁者ともいえる書店員という特性は画期的で、「読者の実感に近い文学賞」として人気と知名度を高めていった。初回は299人だった参加書店員も、第9回は560人とほぼ倍増している。 大賞受賞作としては、第1回の『博士の愛した数式』(小川洋
「キュレーター」に聞く仕事術 今回お話をうかがうヒットの仕掛け人は、キュレーターの長谷川祐子さん(東京都現代美術館/チーフ・キュレーター)だ。 「キュレーション」(キュレーター)という言葉は近年にわかに注目を集めている。ソーシャルメディアも駆使した「21世紀の情報編集・発信スキル」といった意味合いで用いられることも多いこの言葉だが、人によって解釈と定義はさまざま。何をもってそう呼ぶのか、いまいち不明なことも多い。 ご存知のように「キュレーター」はもともと、美術分野で耳にすることが多い専門職である。「学芸員」という呼び方がよりポピュラーかもしれないが、「キュレーター」と言ったときには単に名画解説や美術ガイドを行うだけではなく、主体的に展覧会を企画し、アートと時代の関わり方をデザインしていく職種というイメージもある。 そのフィールドに長く携わっているエキスパートがどんなふうに発想し、仕事を進め
ファイルの管理方法は人によって千差万別。他人のPCを覗いてみると、「データは『マイドキュメント』、画像は『マイピクチャ』」といったWindowsの基本ルールを無視した、その人だけの管理方法に驚かされることも多い。だが、理由を聞いてみると、それなりに筋の通った考え方に基づいており、逆に感心させられることもある。 PCに慣れ親しんだパワーユーザーなら、誰でもファイルの管理方法に一家言を持っているはずだ。そこで、Winodwsマシンをバリバリ使いこなす日経WinPCのライター陣など8人のパワーユーザーに、個人所有のPCでのファイル管理法を聞いて回った。以下に聞き取り調査から分かった、パワーユーザーならではのファイルの管理法と、それぞれの方法論を紹介していこう。
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