観測地点を選び、データの属性を選択すれば、ドリルダウン形式で気象データを表示できます。以下では紙幅の都合上、東京だけを考察対象とし、1日24時間の平均気温を取った月別のデータである「観測開始からの月ごとの値」を利用することにしましょう。その条件の日平均気温データは1876年から現在までの値を表示することができます。 ただし、残念なことに、これは気象庁のサイトではHTMLとして表示されているだけで、このままでは再利用が大変です。こういうときは、表計算ソフトを使ってテーブル部分をコピー&ペーストでデータとして再利用できる形にする方法が一番早いと思います。こうした作業には、一番副作用が少ない表計算ソフトである、OpenOfficeの表計算アプリケーションを利用するとうまくいくことが多いです。それでは、表の部分だけを選択し、OpenOfficeの新しいスプレットシートにコピー&ペーストで持っていく
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