『83歳のやさしいスパイ』を観て、遠くない未来の自分に思いを馳せた。 83歳のセルヒオは、スパイとして老人ホームに潜入する。 妻を亡くした悲しみからなかなか抜け出せない彼は、生きがいを見つけて前に進もうとしていた。 スパイ映画なのだけれど、アクションシーンは皆無。 闇の組織も悪人も存在しない。 入所している一人一人と話をするうちに彼らの人生を垣間見るセルヒオ。 切なくなったり、優しい言葉をかけたりかけられたり、恋の告白をされたりもする。 何歳になっても、人間が集まれば面倒なことは起こるし、時には思いがけない優しさに触れて胸が熱くなり涙したりする。 それは変わらないのだった。 80歳を迎えた時、私はどんな暮らし方をしているのだろう・・・・と想像してみる。 自分の足で食料を買いに行き、自分の食事を作るためにキッチンに立てるといいなぁと思う。 自分の服を自分で洗濯して、好きな服を着て心地よく機嫌
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