ナイルの梅田です。先日モバイルファーストインデックス(以下、MFIと記載)についての公式発表があり、それを受けてサイトのリニューアルをお考えの方も多数いらっしゃるのではないでしょうか。 (MFIについてはこちらをご覧ください:モバイルファーストインデックス(MFI)のGoogle公式情報と、不安な方のための事前準備と対応手順(仮)) 実際にリニューアルが必要になるのかどうかは、MFIが施行されてからその影響度合い次第になるかとは思いますが、いざ大規模なサイトリニューアルをしたり、これから新規サイトを公開するとなった際に絶対に失敗したくないですよね。 「リニューアルで大きくサイトの仕様を変更するので、検索結果の順位や流入が落ちないか不安」 「サイトの公開を控えているが、公開に当たって事前に注意しておくべきことはないだろうか」 「リニューアルしてから何故かオーガニックの流入が減ったが理由がわか
ヒアリングシートとは、クライアント企業の希望に沿ったWebサイトを制作するために、要望を正確に聞き出す目的で作成する質問リストのことです。ヒアリング時の質問内容を事前に用意しておくことで聞き洩らしを防ぐとともに、プロジェクトに対する意気込みをクライアントに伝えられます。 ヒアリングシートは、ミーティング時に全員に配布するアジェンダとは異なり、基本的には制作サイドでクライアントに確認しながらその場で記入します。作成後は、聞き出した要望を制作スタッフと共有するための内部資料として使用します。 ヒアリングシートの具体的な使い方 ヒアリング当日は、クライアントが理解しやすい言葉を使って、事前に用意しておいた質問を1つずつ聞いていきます。制作会社では当たり前に使っている用語が、クライアントの担当者にとっては難しい言葉であることはよくあります。また、会話の中で互いに使っている用語が違う意味を指している
最近は実制作より見積りや提案書を書くことも多くなっています。 今回受け持った案件は、ウチで数年前に制作し今までの運用も受けていて、リニューアルという形で担当することになったのですが、そちらはWebの運用に対して比較的真摯に取り組んでいる企業様で、今回のリニューアルに対して先方が割と具体的にアクセス数や問合せ数の目標を立てていて、それに応える提案書を出すべきなのですが、どうにも確信が持てない。 確信が持てないというのも、具体的な数字に応えようがないからです。 リニューアル要点として当然デザイン面やアクセシビリティの向上も盛り込み、結果としては現状より効果を上げるという自信はありますが、正直なところWebサイトなんてのはトライ&エラー、やってみてダメだったらまた別の方法を試して少しずつ良くして行く、というのが常であって、リニューアル一発でその目標をクリアできるかというと、ハッキリ言って誰も分か
あなたが考案している企画がある場合、その企画が上司のミッションとどう関わりがあるかをまず考え、あなたの提案によって上司のミッションが実現可能かどうかを考える必要がある。自分の感覚でウェブサイトリニューアルが必要だと考えても、リニューアル後に集客や売上アップにつながらないと思える企画ならば、上司がその企画を通す可能性は限りなく少なくなる。 上司がどういう課題を抱えていて、どういうミッションを与えられ、今後どうしていきたいかなどを知ることは、企画提案に際しては非常に重要なことになる。まずは提案相手について知ろう。直属の上司が社長だとしても同じことだ。 現状把握は必ず行う(現状分析)どんな企画を行う場合でも、現状把握は必ず必要となる。場合によっては「背景」として今の市場の動向などを知ることが必要な場合もある。 ウェブサイトのリニューアル、ウェブプロモーション実施、CMS導入、グループウェア導入な
サイトのリニューアルや、サーバーの移転時にしておくべきSEOはありますか?サイト全体の移転やコーナー別の移転、さらにサーバーを移転するようなケースには、さまざまなSEO要件があります。ここで失敗すると、過去の検索エンジンからの評価がゼロに戻る場合があります。過去に積み上げてきた検索エンジンからの評価を失わないために、下記に注意して移転を行ってください。 サイト、コンテンツを移動する場合サイトの移転やリニューアルで、すでに公開しているページのURLが変更される場合は、301リダイレクトを使用して検索エンジンにURLの変更を伝えるようにしてください。 コンテンツが移動される場合に、「このページは移転しました。新しいページはこちら」という形の告知が行われる場合がありますが、その形では、ユーザーに対して移転を知らせることはできても、検索エンジンは移転を認識できません。検索エンジンにも移転を知らせる
集客のためによかれと思ってやっている、さまざまなマーケティング手法。なのに結果がついてこない、アドバイスを聞いてもなんとなく納得いかない……とお悩みの方は多いのではないだろうか。もしかしたらそんなあなたと、あなたの周囲のウェブマーケティングは、どこかが「変」なのかもしれない。 デジタルフォレスト 清水昌浩氏が、実話をもとにウェブマーケティングの問題点とその解決策を読み解くシリーズ。 多くの場合、関係者へのヒアリングを行い、やりたいことを集約することが多いようだ。しかし、私が疑問に思っているのは、果たしてヒアリングだけで十分か、やりたいことを聞くだけで十分かという点だ。 経験上、関係者にヒアリングしてまわると、それぞれ立場に応じていろいろなことをいう。それは良いのだが、網羅性に欠けていたり、内容やレベル感がばらばらだったりで、まとまらないことも多い。 サイトのあるべき姿、ありたい姿をまとめる
企業ブランディングにおけるウェブサイトの重要性はますます高まっています。 富士フイルム株式会社(以下「富士フイルム」)と富士ゼロックス株式会社の2社の持株会社として、富士フイルムホールディングス株式会社(以下「富士フイルムホールディングス」)が誕生したのは、2006年のこと。新社名に合わせての複数ウェブサイトの刷新は、壮大なプロジェクトだったと思います。 特に、B2Cでの化粧品事業への参入や、B2Bでの医療分野などの拡大や新分野への進出で、ウェブサイトでの情報発信やコミュニケーションの内容も大きく変わってきます。 今回の取材では、長年、富士フイルムのウェブサイトの運営に関わってきたインターネット室の安東氏と長谷川氏にお話をお聞きしました。 宣伝部からインターネット室へ社長直轄の組織としてインターネット室が発足したのは2004年のこと。その前身は、宣伝部でした。 現在、インターネット室担当課
サイトのリニューアル(ページ構成やデザインなどを刷新して再度公開すること)は極めて重要で、問題の起こりやすいタイミングでもある。間違った方向に進みかねない要素が山ほどあり、実際に方向を誤ると、その結果が悲惨なものになることも多い。 この数年にわたり、僕はサイトのリニューアルを数多く見てきたけど、ほぼすべてのサイトが何らかの小さな問題を抱えていた。割合としては少ないけれど、いくつかのサイトからは、紹介する価値がある優れた教訓が得られた(^^)。以下は、新たなサイトを公開する前と公開した直後にチェックすべき10項目のリストだ。このリストでは、直ちに表面化するとは限らなくても、ある時点で問題を起こす可能性のある要素に重点をおいた。また、新しいサイトを開設する場合とは異なる懸念を伴うサイトのリニューアルについてのアドバイスも重点的に取り上げている。 ここに挙げたチェック項目の多くは、サイト公開時の
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