ブエルタを制したコンタドールが、年間全てのグランツール制覇という夢を口にしたのはつい先日のこと。当初は途方も無い夢と思われていたが、なんと早くもその夢への第一歩が動き出しそうな予感がし始めた。 現在では昔とは違い、10連続グランツール出場、完走を果たしたアダム・ハンセン(ロット・べリソル)のように、年間全てのグランツールに出場するのは極めて稀なことだ。それは機材の進化やコースの質、コース内容など様々な要因がそれを困難なものとしているからだ。しかしそれでもコンタドールはダブルツールを上回るトリプルツールを夢として掲げたことで、今やコンタドールに惚れ込み、絶対的な崇拝者と化したチームオーナー、オレグ・ティンコフがその夢の実現を目指し動き始めた。 ティンコフ・サクソはコンタドールのライバルとなりうる選手たち、そしてそのチームに対し、ジロ・デ・イタリアに出場することを要請したのだ。クリス・フル
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