来年のことを言うと鬼が笑う、では笑ってもらおうじゃないか。来年度のジロ・デ・イタリア2015のプレゼンテーションがミラノだ開催され、遂にその全貌がベールを脱いだ。そこに用意されていたステージの数々は、正直今までのジロの印象からはかなり変化を遂げた姿だった。果たしてどのレースの鬼がこのコースで笑うこととなるのか、それではじっくりとその全貌を見ていこう。 今までのジロ・デ・イタリアは山岳のグランツールのイメージが強く、ピュアクライマーたちの共演の場というイメージが強かった。それが2015年度は今年のツール同様に、オールラウンドなステージレースへと変貌を遂げた。全長3481km、ステージあたりの平均距離は165kmという長丁場は頂上ゴールは6ステージ(山岳は全9ステージ)、そしてスプリントステージも6ステージ、そしてそれに加え59.2kmという長距離個人TTが用意されている。つまりは山岳だけで
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