2014/9/21 12:55 ルールに翻弄され日の目を見なかった男の憂鬱 フォイクトがアワーレコード達成の裏で、ルールに翻弄され日の目を見なかった男の憂鬱、非公式ながら世界記録を達成していた元アメリカ記録保持者のピアースが語る複雑な思い 今回のフォイクトの記録達成、素晴らしい記録であり、そして鉄人にふさわしい引退の花道となった。しかしその裏で、UCIのルール変更に翻弄されてきた男のことを忘れてはならない。忘れ去られた男、きっちりとルールに則り挑み続けたコルビー・ピアースのことを、ぜひ多くの人に知っておいてもらいたい。全米トラック界では28度のナショナルチャンピオンになった大物でありながらも、律儀にコツコツと、華やかさからは程遠い状況でストイックに記録挑み続けたそのスタイル、これもまた人生なのだ。 コルビー・ピアース、知る人ぞ知るアメリカのトラックとタイムトライアルスペシャリストにして