僕は2016年のオリンピックを目指し、トラック競技で5つ目の金メダルを狙うつもりだよ。現在の体格と体型では、チームパシュートに復帰はできない、だから今からそれに向けて肉体改造を行っていくつもりだよ。選手生活の最後を金メダルで締めくくるっていうのも乙なものだろう。有終の美を飾ってそのまま引退する、これが格好いい選手生活の締めくくり方だよ。」そうさらっと言ってのけるウィギンス、自身の幕引きまで既にイメージしているようだ。 やはりウィギンスにとっては、今シーズンチーム全体がフルームに傾倒したことが自らの進路を決めるきっかけとなったようだ。当初は若いフルームを過信し過ぎてはいけないと言うチーム内での声もあったが、きちんと結果を残しており、その評価はうなぎのぼりだ。また人当たりがよくスタッフや選手の間でもフルームへの信頼がドンドンと増し、メディアへも大人の対応がきちんと出来ていることも、チーム内外