DTP/印刷入稿時のデータチェックについて 今回は、印刷時の入稿チェックについてのお話です。 印刷物は、仕上がってしまった後に“ミス”が見つかった場合どうする事もできません。最悪印刷の“刷り直し”となります。そのため最終校正を念入りに行いますが、文字校正以外に印刷データの確認も重要です。今回はDTPの知識として最低限知っておきたいお話になります。 トンボ[トリムマーク]チェック トンボ(トリムマーク)は、印刷物を作成する場合に欠かせないものです。紙面サイズを指定し、印刷の際をきれいに印刷するための“塗り足し”などをつけておきます。 トンボの色に関する設定は、「レジストレーション」設定となっています。レジストレーションは、とんぼのみに設定するもので、見た目は黒色になっていますが、データ的には、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4版全て、100%の濃度になっています