解体新書「捕鯨論争」(石井敦 編著、新評論、2011年)の著者らが SNS 上で映画 ビハインド・ザ・コーヴ〜捕鯨問題の謎に迫る〜(八木景子 監督、合同会社八木フィルム、2015年)を批判しているようであるが、その批判があまりにも稚拙であるため指摘させてもらう。 解体新書「捕鯨論争」の著者ら 石井敦 と 真田康弘 は Twitter にて「米国が1972年の国際会議で捕鯨問題をベトナム戦争批判の回避のために利用したというが、公文書にそのようなことは書いていない」という旨の批判をしている。石井、真田らはアメリカ合衆国国務省がインターネット上で開示している文書 Foreign Relations, 1969-1976, Volume E-1, Documents on Global Issues, 1969-1972 を提示し「そのようなことは書いていない」と批判する。 これは識者とは思えない
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