新型コロナウイルス感染症で変異株が猛威を振るう地域で、保育所など子どもが利用する施設でクラスター(感染者集団)が報告されるなど、10代以下の感染率が高まってきている。変異株への感染が8割の大阪府では、10代以下の感染者の割合が第3波の時の約2倍に。これまで子どもは大人に比べて感染しにくいとされてきたが、変異株だから子どもも感染しやすいのか。実態を探った。 10代以下の割合、大阪府は「第3波」の2倍 「小さい子どもの集団感染も認められており、家庭内感染も考えれば、(休校要請など)いろいろな角度からの検討は必要だ」 日本医師会の中川俊男会長は14日の記者会見で危機感をあらわにした。 大阪府によると、府内では16~18日、新規感染者の79・7%が変異株で、主に感染力などが高いといわれる英国株に置き換わってきている。14日公表の資料では、変異株への感染者のうち10歳未満は6%、10代は12・9%と
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