自民党総裁選と立憲民主党代表選 - 福島のぶゆきアーカイブ
〇無所属の私にとって、自民党総裁選も立憲民主党代表選も高みの見物だ。 www.youtube.com 10人以上が立候補に意欲を示す自民党総裁選を、私はYouTubeで「自民党の民主党化」と言っている。それは、小選挙区比例代表並立制の選挙制度の下では「人物より党」で選ぶ選挙になるため、とりわけ地域に基盤の薄い当時の野党民主党は、それぞれの議員が当選確率を高めるため、解散風が吹き始めると党内抗争が起こって、現代表を下ろして人気の出そうな議員を代表に選ぼうとした。今の自民党総裁選を見ていると、「選挙の顔は誰がいいのか」という観点から総裁を選ぼうとしていて、かつての与党の矜持として自民党総裁＝内閣総理大臣に相応しい人物を選ぶ総裁選と全く違う様相を示している。これを、「自民党の民主党化」と言っているのだ。 www.yomiuri.co.jp 一方、本家の立憲民主党は、相変わらず「民主党しぐさ」から
政権交代へ何が必要か - 福島のぶゆきアーカイブ
〇時事通信のこのシリーズは、とてもいい人選をしていて、どなたも極めて的確な指摘をされている。 www.jiji.com 第１回の中北浩爾中央大学教授は、「立民代表選は動きが極めて低調だ。中堅・若手の人材も薄く、現状は自民との差を感じさせる」として、「立民もまずは中道化が必要だ」としている。 www.jiji.com 第２回の当選同期でもある菅野（山尾）志桜里さんは、「候補者が泉健太代表や枝野幸男前代表のみでは変化を期待できる要素がない・・・（旧民主党の）失敗の象徴であるベテラン議員がまた表に出てくるのは組織として健全ではない。自己改革できない組織であることの表れだ」と厳しく指摘し、「「この党なら政権を任せられる」という憲法観・国家観を伝えられる代表の下で生まれ変わることができるかを見たい」としている。 www.jiji.com そして、第３回の尊敬する大先輩の輿石東先生は、「まず立民は目指
東日本大震災復興特別委員会で質疑に立ちます - 福島のぶゆきアーカイブ
〇来週月曜日の午前中に東日本大震災復興特別委員会で質疑に立ちます。テーマは、先日の福島第一原発からの処理水に対する中国の輸入規制への対応についてと、福島国際教育研究機構についてです。短時間ですが、緻密な質疑を行ってまいりたいと思いますので、ぜひ衆議院のホームページでの中継かYouTubeでご覧ください。 www.shugiintv.go.jp なお、立憲民主党の質疑時間は26分、維新は20分、国民民主党は15分、共産党は15分、私たちは14分。質疑時間は原則とし議席数に応じて配分されますが、今回のような一般質疑は現場で柔軟なやりとりがなされます。少数会派は立憲民主党などから時間を配慮していただいており、感謝いたします。 でも、立憲民主党の筆頭理事は、わざわざ私たちの会派の質疑時間を国民民主党や維新より１分短くし、その分立憲民主党は中途半端な26分。立憲民主党の1分をいただきたかったのですが
既存政党の争いの先に、日本の未来はない - 福島のぶゆきアーカイブ
〇くだらない争い。両党とも、今の段階で自民党を超える政権を担う能力がないことは、最近の国会の委員会での両党の議員の質疑をご覧いただければ明らか。今、泉氏や馬場氏が総理大臣になったら、岸田首相よりいい政治をするという実感がある国民も、あまりいないだろう。 www.sankei.com みんなが馬鹿にする民主党政権が誕生する2009年の前の民主党は、今の両党よりよほどまともな政策を作り、真っ当な議論を国会でやっていた。それなのになぜ政権運営がうまくいかなかったのか？これを乗り越えるのにはどうすればいいのか、私も含む野党議員は考えなければならない。 既存の政党の争いの先に、日本の未来はない。こんな低レベルな言い争いをしている場合ではない。
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自民党総裁選・立憲民主党代表選について - 福島のぶゆきアーカイブ
現代日本政治の本質的な問題点について - 福島のぶゆきアーカイブ