安倍晋三首相の側近で自民党の幹事長代行を務める萩生田光一衆議院議員の政党支部が、平成29年の総選挙の際、国と契約期間中だった建設会社の代表者から100万円の献金を受けていたことが分かった。 献金から2日後、政党支部から萩生田氏個人に同額が寄附されており、「迂回」させた建設業者のカネが選挙資金として使われた形。公職選挙法は、国と請負契約を結ぶ個人や企業が国政選挙に関して行う献金を「特定寄附」として禁じており、萩生田氏側が同法違反に問われる可能性もある。 (写真右が萩生田氏。同氏の公式HPより) ■請負契約中に100万円の寄附 萩生田氏が代表を務める「自由民主党東京都第二十四選挙区支部」が東京都選挙管理委員会に提出した政治資金収支報告書によれば、同支部は平成29年10月10日、八王子市内在住の男性会社役員から100万円の寄附を受けていた(下は、収支報告書の該当ページ)。 寄附をした男性は、市内