激しく焼ける首里城(那覇市)の正殿などを、すぐ近くから撮ったとみられる動画が、ネット上に出回っている。10月31日午前3時前後に撮影されたとみられ、この時間帯は消防隊は熱風のため一時退避していた。一…
日本赤十字社が献血を呼びかけるためにweb漫画とコラボで作成したポスターがネット上で論議を呼んだ。今回使われたのは写真の通り、幼い表情で、巨大といってもいいような乳房を強調するもの。「宇崎ちゃん」という名のキャラらしい。 日本事情に詳しい米国人男性が英語で、過度に性的な絵で、赤十字のポスターとしてふさわしくない、とツイッターで発信(10月14日)、日ごろから女性差別問題について活発な発信をしている女性弁護士がそれに同意し「環境型セクハラ」と批判を続けたところ、「表現の自由だ、表現を規制するのか」「自分の基準で勝手なことを言うな」「たかが絵なのに文句を言うな」等々の、ほとんど罵倒と言ってもよいようなものも含めて、非常に多くの反批判を受けた。 私自身もこの件で複数回ツイートしたが、いずれもリツイートや「いいね」を多数いただいたものの、上記と同趣旨のリプライも山ほど浴びた。 改めて、何が問題なの
2020年度の高校3年生から対象となる大学入試改革。目玉の一つである大学入学共通テストで導入される英語の民間試験については、9月25日、東京大学が入試で成績の提出を必須としない方針を決めた。この東大の判断は他の大学にも影響を与える可能性がある。受験まで時間がない中で、改革の方針がぐらつく状況は、受験生にとっては迷惑な話だろう。 しかし、英語の民間試験と同等かそれ以上に、大学入試改革で受験生や高校の教員を戸惑わせているものがある。それは「調査書の活用強化」という方針だ。 英語の民間試験などの話題に隠れて、一般的にはあまり知られていないが、入試改革の一環として、入試の際、高校から提出される「調査書」の評価をこれまでよりも重視して合否を判断するようになる、という方針を文科省が決定した。 「調査書」の活用が強化されることによって、調査書に記述する量が現在の倍以上になり、受験生と教員の負担が激増する
2020年東京五輪のマラソンと競歩の札幌開催が正式決定した1日、札幌市内で報道陣の取材に応じた札幌市の秋元克広市長と鈴木直道知事に笑顔はなかった。「東京で準備してきた方の気持ちを考えると、大変重い決定だ」と口をそろえた2人。急転直下で決まった札幌開催で準備への不安だけでなく、「棚ぼた」を受けた形の札幌市に、批判が相次いでいるためだ。 【動画】男子は松本、女子は和久が優勝 北海道マラソン 「極めて異例。時間がない中で進めないと」。1日に札幌で行われた両自治体幹部による行政懇談会(道市懇)。秋元市長が鈴木知事にこう切り出すと、知事は「大会成功に向け、緊密に連携したい」と応じた。 本番まで9カ月。コース設定や警備、イベントとの調整や経費の負担など、課題は山ほどある。道市懇で知事と市長は、道と市が連携し、五輪への体制を強化することで一致したが、道側は「道財政は厳しく、負担は抑えたい」のが本音。市が
東京オリンピック(五輪)・パラリンピックで体操、ボッチャの会場となる有明体操競技場の完成内覧会が29日に行われ、一足早く見学してきた。実際に客席にも座ってきたが、「少し痛い」が率直な感想だ。 10月25日に完成し、一番のウリは大屋根や内観に使用された木材。使用量は2300立方メートルで、20年大会に向け建設される競技施設では最大となる。1万2000人の客席は国産のスギが使用され、ベンチタイプ。大会後にはスタンドは撤収され展示場となるため、スポーツ観戦では珍しいタイプで、席は薄い板で約39センチ幅で仕切られている。 実際に座ってみた第一印象は「硬いな」。木材なので軟らかさはなく、長時間の観戦ではお尻が痛くなってきそう。肘掛けはベンチの端に設けられるため、ない席では寄り掛かって体重を逃がせない。クッションなどを持参してもよさそうだ。直角に据えられた背もたれは約20センチの高さだが、ちょうど腰骨
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