バラク・オバマ元大統領やフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が熱烈な読者であることでも知られる中国のSF小説『三体』。日本でも5月末に完結編となる第3部が発売され累計47万部と大ベストセラーになっているが、この小説の英語翻訳を担当したのが、中国系アメリカ人作家のケン・リュウ氏だ。短編集『紙の動物園』など、テクノロジーや人類をテーマにしたSF小説で日本でも人気の高い彼だが
がらくた少女と人喰い煙突 作者: 矢樹純発売日: 2015/08/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (24件) を見る本日、矢樹純の最新長編ミステリー『がらくた少女と人喰い煙突』がKindleより発売されました。こちらは2012年に発売された自分の作家デビュー作『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) 作者: 矢樹純出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/08/04メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 258回この商品を含むブログ (14件) を見る(宝島社)の桜木シリーズの続編です。 実はこの作品を書き上げたのは2年前の2013年なのですが、前作『Sのための…』が信じられないくらい売れなかったため、様々な条件をクリアできず、刊行することができませんでした。 他の出版社で出して
こんな記事が話題になっていた: 読んでないとヤバイ(?)ってレベルの名作SF小説10選 http://d.hatena.ne.jp/Rootport/20130511/1368241656 「読んでないとヤバイ(?)」とかいかにも釣りっぽいタイトルをつけたあげくに、載っけている内容は有名な作家の有名な作品オンリーという、このクソつまらなさ。これだからNAVERまとめはどうしようもないって俺は言ったんだよ!…………あ、これNAVERまとめじゃないの。一人の人間が書いたの。本当に? 人工無脳か何かに書かせたとかそういうオチだったりしないの? いや、だってさ、だってですよ、チミ。別に名作を上から順番に選んだらこういうラインナップになるのはある意味仕方ないかもしれないよ。けどさ、だったらそれなりに紹介の仕方ってもんもあるだろうよ。もう明らかに適当に鼻くそほじくりながら書いたようなのばっかじゃん。
文章を書くという仕事は、ゼロを1にする作業だと思われがちだ。 小説や脚本、ゲームシナリオなどの創造的な文章ならばなおさらだ。しかし実際には、文章を書くというのは100を1にする作業だ。文章を書けるかどうかは、このことに気づけるかどうかだと思う。作家にせよ、ジャーナリストにせよ、それこそアルファブロガーに至るまで、きちんとした文章を書ける人はみんなこのことに気づいている。 狼と香辛料 (電撃文庫) 作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2006/02メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 471回この商品を含むブログ (745件) を見る 『狼と香辛料』を書くにあたり、著者の支倉凍砂はかなりの量の文献を読み込んでいたらしい。ライトノベルは、青少年向けの「軽い小説」と見なされることが多い。しかし、そのライトノベルでさえ、メガヒットの裏側にはきちんとした情報収
アニメ化などのメディアミックス時に原作ファンが見たいのは「原作に触れた最中にうおおおおっと脳内で盛り上がったイメージをピンポイントで具体化したもの」でしょう、と、このあいだ人に話していました。 その逆に、スタッフが作ってしまいやすい(しかも自信満々の態度で提供しやすい)のは「出来事をまんべんなく質の高い映像に落とし込んで並べたもの」であって、そこに原作ファンのガッカリポイント、ファンとスタッフの「軋轢」や「齟齬」が集中すると考えていいはずです。 熱心なファンは「深い感動」を経験している ある作品のファンになる動機としては、「強い感動」が不可欠です。 そして、その感動には「脳内で勝手に盛り上がった主観的なイメージ」が必ずともなっています。 この「勝手に盛り上がった」という部分が重要です。 世の中の多くの作品……特にオタク向けの作品は、お世辞に言っても「万民が感動する」とは言いがたいもので、「
三木一馬 @dengeki_miki [長文続きます。本当に申し訳ありません]創作の手助けその1。転換のきっかけが欲しいときは、昔の名作、自分が好きだったものを観直すと良い! 自分が好きだったその理由が分かり、さらにまた違った角度からそれを好きになった理由が再認識できるため、自身の創作の手助けになるかもしれません。 三木一馬 @dengeki_miki 「あ、俺、これが好きだってことは、本来こういうことをやりたかったんだな」という自己分析になり、そして指針の確認にもなります。僕の場合は、方向性に迷ったら過去の名作映画を観ます。たとえば『パルプ・フィクション』なら、殺し屋ジュールスに対する最初と最後の演出でした。
ストーリー、そしてプロットという言葉はよく聞きますし、わたしも使ってるのですが、このふたつの違いは何か。みなさんは、ぱっと答えられるでしょうか。 実はこれについてわたしが意識したのは、野田昌宏『スペース・オペラの書き方』(1988年早川書房)を読んだときでした。この本ではストーリーとプロットの違いについて、SF作家、今日泊亜蘭が自作を語る形で、このように述べられています。 そりゃそうだよ、お前、いいかね、『光の塔』で言ゃぁ……だ。 未来の連中が、自分たちの悲惨な現状をなんとかしようと、原子力を乱用してその原因を作った過去の歴史を改変しようと狙って未来から攻め込んできやがって……と、 これが『光の塔』のプロットよ。 それに対して、な。 まず、本の冒頭で主人公が木星から帰ってくる宇宙船のなかから窓外に奇妙な飛び火を見る。 そして地球に帰って来てから渋谷で原因不明の絶電現象に出会わす。 それから
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