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ブックマーク / katokitiz.hatenablog.com (2)

  • アンチ!難病モノ!ファック!説明過多!『風立ちぬ』 - シン・くりごはんが嫌い

    ちょっと前にある人からこんなことを聞かれた。 「こないだ『大人は判ってくれない』を観たんですけど、ラストで主人公が海までいって無言で振り返るじゃないですかー?あれって何だったんですか?」 この作品のなかで最も印象的なシーンとして名高いが、このとき主人公は何も言わないし、ナレーションで何かが説明されるわけでもない。彼が何を考えていたのか?彼が何を思っていたのか?それは撮った監督にしかわからない。そして、そのシーンにたいして監督が何も語らない以上、観客はそのシーンについての解釈を迫られる。 これは小津安二郎の映画にも印象的に出てくる。トリュフォーが参考にしたかは定かではないが、日を代表する……いや、世界を代表する名作『東京物語』のラスト。人生の伴侶を失った笠智衆が無言で窓の外を見つめる。カメラは視線の先の海を写す。そして映画が終わる。同じく小津の代表作『晩春』では無言でリンゴの皮をむき、その

    アンチ!難病モノ!ファック!説明過多!『風立ちぬ』 - シン・くりごはんが嫌い
  • そんなに「理由」が必要だろうか? - シン・くりごはんが嫌い

    21歳の時、オフ会というものに参加するため生まれて初めてちゃんとした形で上京した。 ぼくにとって東京というのは、ある種「別世界」という認識があり、『眠らない街 新宿鮫』という映画のせいで、「眠らない街」というイメージしかなく、路地裏では青龍刀を持ったチャイニーズが走ってるのではないかという妄想を抱きながら向かったものだ。あとは奥田瑛二にチウされるんじゃないかとか、切れた耳を無理矢理引っ張られるんではないかとか。 ちなみに映画には若き浅野忠信も出演しております。 埼玉に住むいとこに言われた通りに電車を乗り継ぎ、待ち合わせ場所に着いた。そこからオフ会の主催者に連れられ、映画を観るために渋谷へ移動したのだが、まぁ人の多さに驚いた。駅前なのにも関わらず、海外アーティストのゲリラライブでも行われるのか!?と思うほどの人の多さ!さらに終電に駆け込む人の数!ぼくは尋常じゃないくらいのカルチャーショックを

    そんなに「理由」が必要だろうか? - シン・くりごはんが嫌い
    fum_ros
    fum_ros 2011/07/05
    理由をつけて安心したいなんて下らねぇよバカじゃないの、という話。同感。
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