食わず嫌いに捧ぐ日本語ラップ特集0「スチャダラパー」 (2009/04/04) Under The Sun / スチャダラパー
かなり多岐にわたる話に踏み込んで書き散らかしたままなので、発端の記事に戻って整理してみる。 本ブログの関連記事の整理 まず、最初に問題にしたのは次の発言だった。 学校をなくすっていうと、「どこで漢字を覚えるのよ、九九を覚えるのよ、もっと現実的なことを言ってよ」とか言われるんだけど、どっちが本当の意味で現実的なのかと考える。このまま学校って装置を延命して奉って行くことがどこまで現実的なんだ。(PART5の真ん中へん) http://www.allneetnippon.jp/2007/09/2_12.html 構図を単純化すれば、次のようになる。 α:「九九や漢字を覚えること」を優先して、現にある学校の暴力性について考えていない学校肯定論 β:現にある学校の暴力性をなくすことを優先して、「九九や漢字を覚えること」について考えていない学校廃棄論 世間は圧倒的にαに近いだろうから、βの立場から、ま
「「対案についての思考」を禁止します」@(元)登校拒否系 私たちは、「白木屋ではない場所に行こう」と言うことができる。しかし、「白木屋ではない場所」に実際に行くことはできない。より正確に言うならば、「白木屋ではない場所」としか言い表せない場所にいくことはできない。それは白木屋の店の前であったり、近くの公園のベンチであったり、別の店であったり、それ以外のどんな場所であれ、具体的などこかにある具体的な場所なのである。──つまり、私たちは、言語において否定形を用いることはできるけれど、存在において否定形で存在することはできない。 さて、僕はこう述べた。──「「対案を出せ」論法が批判そのものを封じ込める恫喝として作用するのに対して、批判が「対案についての思考」を停止させるような形で作用することがあるのだ」(「「対案を出せ」論法について」)。これに対して、常野氏は次のように述べている。 つまり、白木
貴戸理恵の不登校系トークラジオ第2回@オール・ニート・ニッポンを聴取。常野さん(id:toledさん)も出演してる。気になった、象徴的な場面を取り上げる。PART5終わり頃の貴戸氏の発言(の大意)。 学校をなくすっていうと、「どこで漢字を覚えるのよ、九九を覚えるのよ、もっと現実的なことを言ってよ」とか言われるんだけど、どっちが本当の意味で現実的なのかと考える。このまま学校って装置を延命して奉って行くことがどこまで現実的なんだ。(PART5の真ん中へん) http://www.allneetnippon.jp/2007/09/2_12.html 貴戸氏や常野氏の、いろいろ言ってきているところの、ずっと気になっているのはまさにこの点なのだ。「どこで漢字を覚える」、「どこで九九を覚える」、こうした具体的な問題について考えないでどうするんだ、と。もちろん、「漢字や九九」のために、「今ある学校をその
何かについて批判的なことを言うと、すぐさま「だったら、どうするんだ、対案を出せ」などと恫喝される。これは不当だ。しかし、私たちは、ある瞬間を空白にしておくことはできないのであり、そこに何かがなければならないなら、やはり対案は必要なのである。とすれば、先の不当さは何に由来するのか。ここにあるズレをきちんと見ておかなければならない。*1 「対案を出せ」論法批判 批判は、あくまでも問題の所在を示す。その解決が可能かどうかは分からない。大抵、示せない。しかし、それが問題であるならば、明らかに問題なのだ。たとえば、必ずしも死ななければならない理由がないのに、人が死ななければならなくなっているとき、それは問題だ。そのような状況は、「あってはならない」こととして認識されなければならない。そのようなことが「現実に起こらない」ために、何かをしなければならない。私たちは現にある現実を、そのどこかを、変更しなけ
■[教育][反自由党]「対案についての思考」を禁止します 19:06 腹減ったなー。よし、一杯やるか。お! 白木屋があるじゃん。ここに入ろうぜ。と、誘ってるのに、「白木屋はイヤだ。白木屋以外がいい」という返事が返ってきたら、ムカつきますよね? 白木屋がダメなんだったら、じゃあどこがいいっていうんだ。他にもっといいところがあるのか。具体的な対案もないのに「白木屋以外がいい」って何事? 10秒以内に別のより良い候補を挙げなかったら白木屋に入っちゃうよ! と言いたくなります。 これに対して、「「対案を出せ」論法について」の前半でmojimojiさんが書かれているのはこういうことです。もちろんどの店にも入らないというわけにはいかない。けど、もし「白木屋はイヤだ」という批判を真摯に受け止めるのであれば、白木屋よりもマシな店を見つけるということは、白木屋を提案した側、白木屋に異議を唱える側、双方にとっ
全員が欠席ゼロの皆勤を達成した一宮商の1年D組 クラス全員、欠席させない――。千葉県立一宮商業高(一宮町)から県立勝浦若潮高(勝浦市新官)に1日付で赴任した鈴木幹男教諭(36)のモットーだ。一宮商で一昨年度担任した3年生、昨年度の1年生と2年続けてクラス全員1年間欠席ゼロを達成。勝浦若潮高でも「学校を休むな」と指導するという。 「社会に出ると、少しぐらい体調が悪くても仕事を休めない。学校で休まないことを身につけさせたい」 鈴木教諭は一宮商で05年4月からクラス担任となり、クラス全員が欠席しないことを目標に掲げた。病気になることはあり、実現はなかなか難しかったが、07年度の3年B組、08年度の1年D組で達成できた。 入学式のホームルームで生徒と保護者に「学校に来ることはみんな平等にできる。今日から始めよう」と呼びかけるのが恒例となった。1年D組では、入学式からまもなくして、頭が痛いの
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