Googleは「おそらくソフトウェア産業がオープンで競争が激しくなったことを示す最も顕著な例である。前途は(中略)非常に明るく、資本市場は同社を約2315億ドルと評価しており、米国で5番目に価値の高い企業である」。米国時間11月6日の夜に筆者のメールボックスに届いた文書にはそのようなことが書いてある。 これはGoogleのプレスリリースではない。おそらく現在のところGoogleの最大のライバルであるMicrosoftが6日遅くに連邦裁判所に提出した文書からの抜粋である。 Googleの強力な存在感が、間もなく期限切れとなる連邦検事や州検事による独占禁止法遵守の監視期の延長に反対するMicrosoftの主要な論点の1つの土台となっている。つまり、ソフトウェア業界は過去5年間で大きく変わったということを主張しているのだ。競争は、検索のトップに君臨する企業だけではなく、オープンソース運動の「急速