「群衆の叡智」をテーマに、企業や開発者研究者などが集って討論する「群衆の叡智サミット(WOSC) 2008 Spring」が5月21日、開催された。 同イベントは、2007年11月に続いて今回で2回目の開催となる。主催者であるテックスタイル代表取締役の岡田良太郎氏は「前回のサミットでは(ジェームズ・スロウィッキー氏の著書「『みんなの意見』は案外正しい(原題:The Wisdom of Crowds)」にならって)『みんなの正しいは正しい』という結論で議論を終えた。しかし、それを具現化するにはまだまだ課題が残る。今回のサミットでは、それらを議論し、果たして『群衆の意見は専門家より正しいのか?』という結論につなげたい」と冒頭で挨拶した。 ソーシャルブックマークに見る「意見の多様性」の重要さ 続いて開催されたパネルディスカッションでは、岡田氏をモデレーターに「『群衆の叡智』につながる条件とメカニ
J-SOX対応コストをバリューにつなげる、After J-SOX研究会:「内部統制成熟度モデル」を公開 After J-SOX研究会は5月20日、企業の日本版SOX法対応における現状の課題と、将来の指針を示す「内部統制成熟度モデル」について説明会を行った。 After J-SOX研究会は、対応コストによる企業体力低下が危ぶまれる日本版SOX法を、逆に日本企業の国際競争力強化の契機とするための施策提唱を目的とし、2007年11月に非営利組織として発足した。ITベンダやコンサルティングファームを中心に36社106名の会員が所属し、研究活動および情報発信を行っている。 同研究会の運営委員である日本オラクル 製品戦略統括本部 担当ディレクターの桜本利幸氏は、企業の日本版SOX法対応における現状と課題について次のように説明する。 「各調査結果によると、現段階では半数以上の企業が内部統制に必要な文書化
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は5月19日、内部統制や日本版SOX法に対応した統合ログ管理アプライアンス「HP Compliance Log Warehouse」(以下、HP CLW)を発売すると発表した。これに併せて、ログに関する上流コンサルティングを提供する「統合ログ管理コンサルティングサービス」や実際にログシステムを構築する「統合ログ管理システム構築サービス」を開始する。 ここ数年にわたって内部統制や日本版SOX法が注目され、それに伴って企業のログ管理の重要性も増している。日本HP エンタープライズストレージ・サーバ事業統括 BCSビジネス本部 本部長 上原宏氏によると、「ログ管理に関するユーザーの悩みや相談はかなり多い。『ログ管理がそもそもできていない』や『ログ運用コストを減らしたい』といったものが主流だ。当社の強みは、製品だけでなく、上流のコンサルティングサービスからサ
容量500GBの2.5インチHDDで初の9.5mm厚モデルとなるSAMSUNG製Serial ATA HDD「Spinpoint M6」の500GBモデル「HM500LI」が発売された。実売価格は約2.5万円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 500GBの2.5インチHDDは、厚さが12.5mmの日立製「HTS545050KTA300」が発売されているが、9.5mmの製品は今回が初となる。HM500LIの主なスペックはディスク回転数5,400rpm、キャッシュ容量8MB。プラッタ1枚あたりの容量は167GB。 □プレスリリース/Hard Disk Drive Product Guide 2008(Samsung Electronics) http://www.samsung.com/us/business/semiconductor/newsView.do?news_
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