どこにでも大挙して訪れ、一部はマナーの悪さで世界のひんしゅくを買っている中国人観光客が、ついに地球の最果てにまで到達した。 中国のホウハイ新聞によると、南極観光に訪れる中国人が増えており、傍若無人の振る舞いに出る者が後を絶たないという。 ある中国人カメラマンによると、撮影のために南極を訪れたところ、多くの中国人観光客と遭遇。彼らは、「夢中になりすぎて、ペンギンを追いかけたり、群れの中に入り込んで記念写真を撮ったりしていた」のだという。 実は南極にはさまざまな規制があり、ペンギンなどの動物を捕まえたり、群れを乱したり、餌を与えたり、触ったり、接触して驚かしたりすることは厳しく禁じられている。観察や撮影の際には、ペンギンや鳥は5メートル、アザラシは15メートルほどの距離をとることが求められている。 南極に上陸するためには南極条約(南極地域の平和的利用を定めた条約)に定められている許可が必要で、